概要
ダンジョン品の買取店。見ているのは物なのに、客の心が落ち着かない。
ダンジョンに潜らない三級鑑定士・久住。買取店で品物の値段を言うだけなのに、客は秘密まで見抜かれたと思ってしまう。
未使用のナイフを見て、使われていないと告げる。
それだけで、客は誰にも話していない、一度も行かなかったことを思い出す。
洗った手袋を査定すれば、今度は聞いてもいない言い訳が始まる。
久住が見ているのは、持ち手の艶や、革の擦れだけ。
客が黙る理由も、弁解する理由も、本人には分からない。
ときには、古い靴についた値段が、客の明日をつなぐ。
物の話と人の事情がすれ違う、買取店のお仕事と勘違いの物語。
毎朝7時10分に更新します。
未使用のナイフを見て、使われていないと告げる。
それだけで、客は誰にも話していない、一度も行かなかったことを思い出す。
洗った手袋を査定すれば、今度は聞いてもいない言い訳が始まる。
久住が見ているのは、持ち手の艶や、革の擦れだけ。
客が黙る理由も、弁解する理由も、本人には分からない。
ときには、古い靴についた値段が、客の明日をつなぐ。
物の話と人の事情がすれ違う、買取店のお仕事と勘違いの物語。
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