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真昼の月が輝く頃に。

真昼の月が輝く頃に。

柚月なぎ

おすすめレビュー

★で称える
★★★
★45
15人が評価しました
本文あり
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本文ありのおすすめレビュー

  • 宝積 佐知
    406件の
    レビューを投稿
    ★★★ Excellent!!!

    誰かに必要とされることは、救いなのか。

    自分とは何者なのか。生きているとは、死んでいるとは、どういうことなのか。

    真昼と拓海、二人の少年をめぐる物語は、静かに、けれど容赦なく、そんな問いを読者に投げかけてきます。

    優しさの中に潜む残酷さ。誰かを守ろうとする愛情が、時に誰かを傷つけてしまう危うさ。

    登場人物たちの言葉や仕草には、簡単に善悪を割り切れない人間の複雑さが滲んでいて、読み進めるほどに胸が締めつけられます。

    何気ない日常の温もりさえ、過去の傷を知ることで違った色を帯びていく。その繊細な心理描写が印象的な作品です。

    まだ物語は途中ですが、彼らが辿り着く答えを、最後まで見届けたいと思います。

    • 2026年10月18日 08:25