実在のVチューバーや公式設定、歴史など、すでにある「土台」を借りて物語を作ることが多い自分には、かなり新鮮な創作論でした。
この作品で面白いのは、何もないところから「主人公は誰?」「何をしたい?」「何が邪魔する?」と、一つずつ物語を組み立てていくところ。
設定を盛る前に物語の骨格を作り、必要になったところで設定やキャラクターを足していく。
ガチでゼロから小説を作るなら、こういう順番になるんだろうな。
そんなことを考えながら読めました。
カクおとヨム子の掛け合いも軽快で、創作論なのに堅苦しくないのも良いところ。これからオリジナル小説を書いてみたい人にはもちろん、普段「何かの土台を借りて書いている」人が読んでも、新しい発見があると思います。
『小学生でもわかるネット小説の書き方』。
タイトル通り、とてもわかりやすく、丁寧な説明で、今すぐに実践できるところが魅力的です。
カクおとヨム子と一緒に小説を書いていく体験型なので、とても読みやすいです。
私自身、これまでにいくつか有名な本を書店で購入して読んできましたが、正直、初めからこの作品を読みたかった。
そう思うほどに、楽しく、笑いながら小説の書き方を勉強できます。
設定を盛り込み過ぎる。
登場人物が多過ぎる。
話が逸れてしまう。
情報過多になりがち……。
そんな初心者作家あるあるを、根本から原因追求できる内容になっていて、読み進めるうちに、私自身の作品の欠点まで見つけることができました。
初心者作家様はもちろん、ビギナー作家様にも刺さる作品だと、私は思います。
小説を書いてみたいけれど、何から始めればいいのかわからない方。
そして、書いているけれど「なんだかうまくまとまらない」と感じている方。
そんな方に、ぜひ読んでほしい一冊です。
小説を書くことについて、すごくわかりやすかったです。
なんというか、小説作成ってすごく難しいもので自分には無理と考えていたところがあって、AIに頼ってしまっていた節があるので本当に勉強になります。
まさに、5W1Hをフル活用していくような感じで書いていく…小説作成だけじゃなくて、仕事にも共通してくる部分があるなと感じました。
小説を、一から自分の力で書き終えようとするためのまさに指南書、読みやすくておすすめです。
余談ですが、第二話のヨム子のセリフ「転校生が友達を作る話かもしれないし…」と聞いて、思い当たるものが…すみません、何でもないです。