草原を旅する少女サランと弟テムル、そして馬や山羊たちとの暮らしが描かれるファンタジーです。少し1話が長いですが、その分、草原の風景や馬との関わり方などが細かく描かれていて、実際にそこで暮らしている感じが伝わってきます。冒頭の競走では風や馬の状態を読むサランがかっこよく、次話では弟とのやり取りや山羊が加わったことで少し賑やかになる生活が良かったです。そして狩りに挑戦し、風走鹿を追いかける展開も面白かったです。特に「風と喧嘩するな」という言葉が、サランの過去にも関係していそうで気になります。派手な冒険というより、草原で生きる人たちの生活をじっくり楽しめる作品だと思いました。馬や動物、自然の中での暮らしが好きな人におすすめです。