まだまだ暑いですが9月です。各ファストフード店で月見バーガーが期間限定で登場し、「あ、9月になったんだな。まだ暑いけど」と思っています。そういえば、先日の皆既月食はまんまと見過ごしました。だって、夜中の2時半とか無理です、寝てました。それはともく。
今年も他サイトの怪談コンテストに2本投稿できましたので、その宣伝です。
「ポタ、ポタタ」
https://novelup.plus/story/986461204
「空蝉の片付け方」
https://novelup.plus/story/330432924
昨年の反省点は「ホラーっぽいけど怪談じゃなかった」でしたので、今年は「怪談」を意識して書いてみました――が、できてます、とは言いづらいかも?
怪談、ジャパニーズホラー――陰鬱で、じっとりとして、湿った暗闇の中からじっと怨恨の目を向けてくる。それがじわじわと迫ってくる感じ。これで派手に襲ってくるとホラーではあっても怪談とはいえないのかな、と。ほんと、怪談、難しい。
で、今回の製作秘話というかちょっとした裏話。
この時期になるとエアコンから水が垂れるようになってきまして、ドレン管から吸引してもしばらくするとまた垂れてくる。ポタポタ、ポタポタ言ってまして、これが寝るときに気になって気になって仕方がない。買い換えればいいだけなんですが、その前に1つネタにしようと書いたのが「ポタ、ポタタ」。でも、書き終わった頃には滴ってこなくなりました。不思議なものです。
続いて「空蝉の片付け方」。こちらは会社帰りの大通りでコンカフェの宣伝をするお店の子を見かけるようになりまして。お店の衣装を着て、宣伝用の手持ちパネルを持って立っているだけなのですが、その人数の多さに驚いてしまい。確かにこの通りの近くに歓楽街がありますが、そんなにコンカフェあるの? と。だったら、そこを舞台にした怪談ものって面白いかもと思い舞台にしました。でも、これだけでは怪談になりませんので、「そうだ! 実体験を入れれば本当のことなんだから少しは怪談ぽくなるだろう」と、練って、伸ばして、混ぜ込んでみた次第。でもやっぱり怪談ではなくてホラーになっちゃったかなぁ、と。オチの部分は個人的には気に入っているのですが。
こんな2作品ですので、ホラー好きの方にお読みいただければ幸いです(*´ω`*)