そうです宣伝です、書いたらここで宣伝しませんとね。皆さんおはこんばんちわ。
6月は台風に地震と、自然すごいなー、という感じでしたが、抗えるモノでもありませんので、すごいなーと受けとめたところで、さてではどうするか? と考えていくしかないのかなと思ったり。
というわけで宣伝です。
「あるいは孤独の終わらせ方」
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=28405735
この作品は「日本SF作家クラブの小さな小説コンテスト2026」にエントリーした作品です。通称「さなコン」。もう6年開催されてまして、オイラは2回目から参加していますので今回で5回目、いや月日が流れるのは早いですね。
参加した最初の理由は「一次選考を通過するとプロ作家からフィードバックコメントがもらえるから」。え? なに? プロから貰えるの? くださいください! とお祭り気分でして。でもいろいろあったようで近年では最終選考ぐらいにいかないとコメントが頂けないようになりました。いや、pixiv事務局からランダムでコメント出ますよとかはあるんですが、初期のころのお祭り気分とはちょっと違う……ような? それはともかく。
今回の作品、ギャル×宇宙人×ホラー×SF、で頑張ってみました。さなコンになると、どーしても宇宙とか宇宙人とか書きたくなっちゃうんですよね。オイラのチープな頭では「SF=宇宙が出てきてどかーんと大爆発」しか思いつかないからだと思います。SFってなんだ?
お読み頂きました奇特な方々からは、「インターネット捨てろですねw」「ネット媒体の募集でロックなことするなぁw」とかいただいて、いやいや、あれは作中のふたりが出した結論で、オイラ自身はネット大好きネット内弁慶です。
また、「課題文の使い方、キャラがいい」「映画のように文章が立ち上がる」とすごい褒めて下さる方がいらっしゃいまして、いやもう嬉しいやら恥ずかしいやら穴があったら入りたいのですが、ありがとうございます、その方のためにも次回はもっと面白いモノ書くぞとメラメラしております。
さなコンには必ず使わなければならない課題文がありまして、今年は「今度の引越しはどこだと思う?」でした。全員がこの文言を利用して物語をスタートさせるのですが、主催者が課題文にしてくるぐらいですので物語が進むにつれそれをどう活かすのかが評価の対象になるんだろうと最近になってようやく気づき(気づくのおそっ)。
でも難しいんですよね、課題文をストーリーにどうからめるか、テーマ・ベースに混ぜ込んでいくかなどなど。いろいろ考えたのですが、これまでの反省を踏まえて、課題文を真っ正面から受けとめて火の玉ストレートで投げ返すのが一番だと思い至り、「引越し」という言葉にどれだけの意味が重ねられるかに注力しました。出来ているのか、かな?
あと、「しっかりエンタメしてる」というお言葉が自分的にはストンと腹落ちしてまして、お読み頂いた方に「楽しい」「面白い」と言って頂ける作品、そうしたものを自分は書きたいんだなと改めて思ってみたり。初心を振り返ること大事。
ちなみに家族(=SFは苦手)も読んでくれたのですが「よく分かんない単語出てきて(以下優しさに包まれた省略)」とのことで、読んでもらえるようにギャルや怪談をメインにしたりSF的な設定は極力省略したりしたのですがまだまだ修行が足りないようです。「怪談に目が行った」とのことですのでバランスが悪かったのかなと。
ただ今回、ギャルが主人公なのはそれだけが理由ではなく、「突然あらわれた宇宙人が『我々を怖がらせなければ地球を侵略する』とか言ってきてその代表に選ばれたらギャルでもなきゃやってらんないよね」というのもありまして。普通なら逃げるか、逃げられなければウジウジするか、そんな風になりそう。ギャルなら深いこと考えずに動いてくれそう、と。
あと、侵略宇宙人は、厳密には「他次元人」です。「余剰次元が折り込まれたカラビ=ヤウ多様体の一部から発生した三次元射影体」でして、三次元には実体化できずに影みたいに投影されている存在。ですがギャルはそんなこと理解しようとはしませんので「宇宙人」とひとくくり。フィーリングでわかればいいし!
世界背景としては、①最初に200の国・地域に宇宙人の巨大円盤が現れる(各国に1つずつのイメージ)、②宇宙人は各国政府に呼びかけると共に国連(のような機関)に取引を持ちかける、③国連と各国はその取引に乗る(フリをする)、④なので各国から1名ずつ代表が宇宙人から指名される、⑤勝負している間に全世界同時の反攻作戦の準備を宇宙人にさとられないように水面下で進める、⑥同時反攻作戦は6ヶ月後、そうでないとフライングする国がでてくるだろうし。――おおよそこんな流れですがもちろんギャルが知る由もなく。
ここにもう1つからめたかったのが「ヒトが物質からネット的電子的存在へと転換する過渡期」。よくあるテーマですが、移行している最中の世界ってどんな風なんだろ? 物質と電子の狹間にいるヒトって何を考えるんだろう、と。「うまく言葉にできない、説明できないけど、なんかヤダな」そんな風に思うヒトもいるんじゃないかな、と。
さて、ダラダラと書いてきましたが最後に。
今回の舞台は100年後の2100年代をイメージしていました。ですので、その頃のギャルってどんな言葉遣いなんだ? と悩みまして。20パターンくらい書きだしてみて「こうだろう」というのをイメージして書いてみました。ホンまじむずかし!
そんな風に悩んだせいか、書き終わりましたら無性に描きたくなって描いたのが以下のイラスト。ギャルこと主人公のリオ。心友から「サメだ! ギザ歯だ!」と囁かれましたが八重歯で許してほしいんだしなー(*´ω`*)