最終話「私はまだ、水の上」まで、公開を終えました。
九月のロンドンに来た愛美が、慣れない街で暮らしながら、自分の中にある小さな違和感を「気のせい」にせず、言葉にするところまでの章でした。
まだ、事件と呼べるほどの形にはなっていない。
けれど、確かにそこにある不安。
見なかったことにはできないもの。
誰かに伝えていいのか迷いながら、それでも自分の感覚を手放さないこと。
第一章では、その入口を書いていました。
読んでくださった方、追いかけてくださった方、本当にありがとうございます。
次回からは、第二章「水面を踏む」が始まります。
朝に幕間、夜に第01話を公開予定です。
第一章で生まれた小さな違和感が、少しずつ愛美の日常の足元へ近づいていきます。
引き続き、見守っていただけましたら嬉しいです。