ゆらゆた

食品工場で毎日同じことを繰り返す毎日。 刺身に菊を乗せる仕事に何の意味があるのだろうか。

おいしい食べ物一つにも人にはいい思い出もあれば、つらい思い出もある。食べ物に何を思うのかは人それぞれ。

気まぐれに彼の部屋に転がり込む彼女は僕の寝袋がお気に入りの場所。恋人ではないけれど、彼女にとって帰る場所のような関係。言葉にしない想いが、少しずつ積もっていく物語。

気まぐれで始めた声だけのライブ配信。称賛に夢中になる彼は、次第に現実を見失っていく。