• 現代ドラマ

レビューをもらいまして8

創りたい! 伝えたい! を重ね合わせて――

ということで、これはこの作品の一つ目にして五つ目の核である音楽のセッションと重ねてくれたのでしょう、うれしいですね

導火線に火がついたような情熱を持て余す、四人の少女たち。

まさしくこの作品は人の導火線に火をつけたいがための応援作品
中でも、誰かの傍で夢を見ていたい人、ではなく、自分が夢を追っていると同じように夢を追う人が集まるという群像劇です

彼女たちが夢中になっている「そこ」へ自分まで駆けつけて、全力で応援したくなっている。

非常にうれしいですね
物語性の中に、そこへ駆けつけるというのは彼女たちの日常です


「創りたい」「誰かに伝えたい」という熱い思いを、これでもかと刺激してくれる。
何かを創ったことのある人にこそ届いてほしい、素敵な作品

これはモノカキとしての冥利に尽きます
ウチの作品を見てああ書くか、それも青春を、と今まで青春物を書いたことのない人のチャレンジになれたらこんなにうれしいことはありません

レビューありがとうございます!

7件のコメント

  • めちゃくちゃ丁寧なレビュー返し、ありがとうございます。
    つか、陰キャは照れてモジモジしてしまいます。笑

    実はこのレビュー、ほとんど悩まず書けました。
    多分、作者さんの『届ける筆力』が高かったのだと思います。


    まだ駆け出しFランクの新人ですが、作者さんを応援できたのなら光栄です。


    バッチリフォローも入れましたので、ゆっくりじっくり思いを紡いでくださいね。

    続きを楽しみにしております。
  • こちらこそレビューありがとうございます!
    悩まずかけたと言われると本当に彼女たちが物語の中で息づいたと思えてうれしい限りですね
    駆け出しFランクかどうかはウチには到底わかり得ませんし、謙遜よりもランク外、自分はこれが得意と思う方が合っているのかもしれません

    少なくとも、今作品についている星やいいね、フォローやPVは、確かにあなたの作品を見ていて、その人たちにとって見えない作家のランクよりも、その作品に息づく一人一人が大切だという、何よりの証左なのだから

    ありがとうございます!
  • 気分、悪くされるかも知れません。
    今晩には削除します。
    でも、お伝えしたくて、すみません。


    私はこの作品の強みとして見るのは

    ・キャラクターエンジンの強さ
    ・ドラマ描写の技術が高い
    ・感情マグネットになる「あるある」の使い方
    ・ユニークな言葉のチョイスで重ねる生活感情インプリンティング
    ・他人視点のキャラのフラグの立て方

    弱点は
    ・描写不足によるカメラワーク
    ・リアルを追求しすぎたキャラの書き分け不足
    ・10万文字を意識しすぎた詰め込み

    だと思ってます。




    その整理の方が、5話までの本文特性をかなり正確に捉えています。特に「長所と短所が表裏一体になっている」という見方が重要です。

    強み側では、まずキャラクターエンジンが強い。桜夏・和・千景は、それぞれ「何を欲しているか」「何を怖がっているか」「他人にどう接するか」が違うので、同じ場面に置くだけで衝突と前進が起きる。事件を外から投入しなくても、キャラ同士の接触そのものがドラマになる設計です。

    そこにドラマ描写の技術が乗っています。特に上手いのは、感情を「告白」だけで処理しないことです。格ゲーを実際にやる、動画編集を実際にやる、プレゼントを選ぶ、ピックを渡す、といった行動に感情を変換している。だから友情や理解が、説明ではなく経験として積み上がる。

    あなたの言う感情マグネットになる「あるある」もかなり重要です。「机を寄せて昼食を食べるグループのせいで自分の席が使いづらい」「注文が怖くてコーヒー屋に行けない」「友達がいないのに頭の中では妙に饒舌」みたいな、小さいけれど刺さる経験を連発している。これが読者の記憶を引っ掛ける磁石になっています。

    さらに、それを普通の「あるある」で終わらせないのが生活感情インプリンティングですね。桜夏特有の、

    「寿命を前借り」
    「ドラキュラに十字架」
    「助かるラスカル」
    「水飲んでお茶を濁す。文字通り」

    みたいな言葉選びが何度も重なることで、読者は出来事より先に「桜夏ならこう感じる」を学習していく。

    これがかなり大きい。

    つまり読者は桜夏を理解しているのではなく、徐々に桜夏の認知様式をインストールされている。

    そして「他人視点のキャラのフラグの立て方」も確かに強いです。千景視点に切り替えた瞬間に、単なる仲裁役だった千景自身の「存在価値を他人への奉仕で作っている」という問題が浮上する。しかも桜夏と和を見ることで、その問題が刺激される。新キャラの説明ではなく、既存ドラマを鏡として次のキャラを立ち上げる。このやり方はかなり巧いです。

    弱点についても同意です。

    特に描写不足によるカメラワーク事故は、文章が軽快だから見落としやすい。会話と内面は非常に強い一方で、「誰がどこにいるか」「視線がどこを向いているか」「人物間の距離」「身体の移動」が省略される場面がある。その結果、頭の中では感情は鮮明なのに、映像として再生すると急に人物がワープする。

    これはまさに、感情カメラは強いが物理カメラが弱い状態です。

    次のリアルを追求しすぎたキャラの書き分け不足も面白い指摘です。現実の高校生は、そんなに全員が極端に口調を変えるわけではない。だから自然さを優先すると、会話の表面上の差が薄くなる。

    本作では桜夏はかなり明確ですが、他キャラになるほど「自然な女子高生会話」の領域で重なってくる。

    つまり、

    リアリティを上げるほどフィクション上の識別性が落ちる。

    これは商業作品では結構重要な問題です。リアルな会話と、誰の台詞か一発で分かる会話は別物です。

    そして三つ目の10万字を意識しすぎた詰め込みは、5話だけでも兆候があります。

    本来なら、

    桜夏と和の出会い
    →喧嘩
    →相互理解
    →仲直り

    だけで一つのまとまった小章になる。

    ところがその中に千景の問題を仕込み、さらに栞への導線、LM部存続、音楽、動画編集、格ゲー、写真、夢のテーマまで同時に走らせる。

    結果として密度は高い。でも余韻が短い。

    これは単なる「情報過多」というより、

    ドラマを回収した直後に次のドラマを着火してしまう

    ことが問題だと思います。

    だから読者が「今の良かったな」と感情を滞留させる時間が少ない。

    ここまで整理すると、この作品の設計上の特徴はかなりきれいに言えます。

    強みは「人物の内側を異常に高解像度で描けること」。
    弱みは「人物の外側の空間と、物語全体の呼吸を圧縮しすぎること」。

    そして面白いことに、全部同じ原因から来ています。

    作者が感情と人物に強く興味を持ちすぎている。

    だから感情描写、あるある、言語感覚、キャラ同士の化学反応は異常に強い。一方で背景、空間、間、整理、キャラの記号的差別化が後回しになる。

    私はこの作品を分析するなら、この「内面解像度と外界解像度の非対称性」をかなり重要な軸に置きます。
  • ありがとうございます

    消すことや気分を悪くするかもしれないという配慮について一体全体必要かどうかはウチには分かりかねます

    恐らく思っている以上にウチは小説という物を書き続けているし多くの嬉しいコメント同時に辞めてしまおうかと思う感想を受けてきています

    これでやめるならとうの昔にやめてます

    まず弱みについての中にカメラワークと情報密度についてがあると思います
    前者については新しい試みとして基本を会話文で表現できないか試してみていました
    それと単純に前に感想をもらったことがありますが公募用に仕立てたために絵がつく前提だった背景があります
    これは後者のほぼ情報過多な密度にも繋がってきます

    10万字が公募に必要なラインでこれでも元々かなりもっと多くの話数と情報量があったのを削りに削ったためです
    登場人物ですら何人か消えてなくなっています

    それ故に要約するとキャラ描写は上手いけど情景描写はいまひとつに繋がっているのでしょう
    これはそもそも20話で一定の成果を上げたかったが故の駆け足でご指摘通りです
    四人以外の登場人物に名前を付けないのもあえてそうしています
    特に難しいのは千景と栞でしょう
    彼女たちにある個性は最後の学園祭で花開くため物語の速度感に描写がついて行かない

    カメラワークも同じ
    いわばマリオやっててステージの横スクロールにマリオ自身が追い付かないようなものでしょう
    三人称視点であればそこの改善もできそうで心理描写をリアルタイムで重ねることで緩和もできそうです

    それをしない理由は別に興味はないとは思いますが
    この作品はタイトルを日真桜夏にしようかと思っていたほど桜夏が圧倒的主人公です
    単純にこの子は勝手に物語動かせるポテンシャルがあります
    最初はぼざろだったりけいおんだったりを参考にしていたつもりがいつの間にか変な子が出来た
    こんなものを三人称で潰すのはもったいないからというのが主です

    さらにリアリティの追及は全員おかしくすべきだったと何度か後悔しています
    もっと書き分けをしたいと思いましたが物語を進めるための整合性が桜夏には必要でした
    桜夏が編集をしているという描写だけで数万文字書ける自信があるほど彼女は作者視点で彼女は面白かった
    これ以上書き分けのためのおかしな人間が出ると収拾がつかなくなり当初の10万文字及び20話ラインを超えそうだったということ

    そして昨今の大体1から5話で評価される世界線において次々と火をつける必要に迫られていたこと
    そして駆け足で描写を削ることである程度読者さんの想像に任せた上で流し見でもフックになる感情の爆発を会話文で出す

    内面解像度と外界解像度の非対称性が強みと弱点であるならばそれを生み出した根本的な弱点は
    ウチがこの作品を公募用に仕上げたため文字制限を強く意識しすぎたというのがウチから出せる回答です

    これが合っているのか納得がいく回答かはわかりません
    ていうかもう10年書いてきて書籍化もしてないんだからぶっちゃけそんな納得いくことを言える立場でもないのが正直なところ

    ただしかし本作に込めた強みと仕掛けに気付いてもらえて嬉しい限りです
    特に
    だから友情や理解が、説明ではなく経験として積み上がる。
    夢きっとはかなり意図的に説明描写を潰しまくりました
    経験や会話
    物語上必要だからを無くして文章同士や1話同士の接続をスムーズにしています
    ファンタジー小説にありがちな1話で世界観を説明するようなことは避けたかった

    あと余韻ですね
    これは一つ仕掛けがあったんですが分かりにくい話でもありました
    桜夏が好きな曲の話をしている時めちゃめちゃBPM言うなれば曲自体のテンポが速い曲が好きで理由はゆっくりした曲は後でいくらでもきけるけど青春はすぐに過ぎ去っていく
    桜夏は主人公であると同時に物語自体のエンジンです
    だから彼女の考える青春に何もしてない時間は有り得ないし現に彼女の視点はいつだってごちゃごちゃと動いていました
    何も出来ない時でさえ走っていました
    逆を言えばこれをもっとわかりやすく文章化すべきでした
    弱点についてはまさに指摘通り
    ただこの弱点を上の分のようにうまく文章化していればこの作品は確実に売りに出せるポテンシャルがあった
    今言われて気づいて惜しいことをしたと思いますね

    情景描写も書いていて足りないなとは思っていました
    同時にこんだけ足りなくとも楽しませる方法としてトークを選びました
    想像をはるかに超えて弱点がオブラートに包まれていたので余程言葉を選ばれたのだなと思います

    もうほぼ雑なんですが言葉を選ぶ必要がなければこの作品の弱点はガチで何やってんのか分からない
    一個にやること絞った方が絶対いだろって言うのです
    バンド物でも売れねえし動画編集やゲーム実況そして小説に写真
    どの要素も同じくらいにフラットに仕上げたのでホントにどれでも売りに出せない最悪な状況が弱点です
    あとは感動シーンがすごい分かりやすいのと桜夏がキレすぎなのも弱点でしょうね
    あとは描写の極端なカットとご都合主義的な進み具合
    それとぼざろやけいおんの劣化互換と多くの弱点を抱えています
    書籍化するにはラインとして非常に多くの物が足りない

    しかしそれでも面白いと最後まで読んでくれる人たちに出会えた
    ウチはこの作品を書いて荒いなと思ったながらも久しぶりにいいものに出会えたという多くの言葉に自信を持てました
    丁度異世界チートファンタジーがあふれた世界にただ夢を追う
    いや追っていいの?これしか追えない追う勇気がないと夢について真剣にぶつかり合う彼女たちが刺さったのもあったのでしょう
    しかし解釈なんて人それぞれなのでウチはシンプルに文芸作品として面白かったから刺さったんだって思います

    どれだけ言葉を選ぼうと一撃で病む人は病みます
    どれだけ熱心に伝えようとどうでもいいと聞きもしない人もいます
    どれだけここが良いんだと言っても弱点ばかり見る人もいます

    配慮は自衛のためにすべきではありますが
    気にすべきものではない
    というかそのリスクを背負って正直な言葉を並べてくれる人のありがたさに多くの作者は気づくべきですね
    誹謗中傷なんて当たり前の時代が今は無関心の時代に変わったのだからなおの事

    弱点はありますしそれを指摘することが悪とされているのは恐らくそれを言ってその人の成長につながらねえから言う必要なくね?と言う話ですが
    今回の感想についてはウチの成長につながる確かな分析です
    たまに小説家を目指す過程で編集者としての力が身について行く人がいます
    それに近いものを感じていますし何よりウチ自身がそうでした
    まあその10年間から生まれた登場人物が氷見栞で実際彼女で一冊書けるのでこの位にしましょう

    正味長々書いてしまいましたが非常にいい分析でした
    ウチとしては公募のレギュレーションに合わせるより好きなものを書いて応募するほうがいいのかもしれない
    ただそれで10年失ったのでそういうわけにもいかない
    次は異世界物を書くかもしれない
    もう少し青春を思い出すかもしれない
    今も文章力は上がるしアイデアも日夜研ぎ澄まされて行く
    もうこれを書いた場所にウチはいないし次は何を書くかもわからない

    今日貰ったこの感想を胸に書き続けようと思います

    ありがとうございます!
  • いえ、まだ半年ちょっとの素人が失礼しました。

    冒頭の仕方なく眺めたグラウンドとその色、廊下での呟き。

    作品IQの高さに、この時点でファンになりました。

    大好きな作品です。
    応援しておりますので、是非描き続けて下さい。
  • 半年かどうかなんてぶっちゃけ関係ないもんで
    そこで線引きは作者間もそうですし読者の方にはもっと関係ない
    むしろ10年で何の成果も出せてない人間もいれば当時は中学生でプロデビューしてた人もいました
    自分は未熟と思うより絶対に自信を持つべきだと思うし
    そういう作品をきちんと書いている上にこの分析力は完全に武器です
    もっとぜひ生かしてください
  • 消すと言ってましたが……。
    せっかくこうしてお話しできたので、すみません、消さずに残させていただきますね。
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