『水底の星』、今日ようやく最後まで書き終えることができました。
連載ではまだ物語の途中ですが、手元の原稿には無事に「了」の文字が入りました。
もともとは『次の駅で。』の中に登場する、一冊の本として考えた物語でした。
「作中に出てくる本が、本当に読めたら面白いかも」
そんな小さな思いつきから始まったのですが、主人公と一緒に歩いているうちに、物語は少しずつ思っていたより遠くまで広がっていきました(笑)
それでも、物語を最後まで見届けることができて、今は少しほっとしています。
そして以前、『水底の星』に
「世界観サイコーです。」
とコメントをくださった方、本当にありがとうございました。
見えないところまであれこれ考えながら作っていた世界なので、その一言がとても嬉しく、続きを書く励みになりました。
ちゃんと誰かに届いているんだな、と。
連載の方は、本日21:15に第六章「三十七日」を公開します。
ここから、主人公と少女の距離が、少しずつ別のものへ変わっていきます。
それから、夏のうちに読んでいただけたら嬉しい短編として、
『音のない嫁入り』も公開しています。
一九九九年の夏。
真夜中の田圃に現れた灯りと、白無垢の人のお話です。
静かな夏の夜や、少し不思議なお話がお好きな方に、そっと届きましたらうれしいです。
これからも、ゆっくり書いていきます。