• 異世界ファンタジー

初めましての自己紹介と作品について

カクヨムでは初めまして。
紗々匁ゆき(ささめ ゆき)と申します。

どうしてこんな読みづらい名前なのかと申しますと、
本名である『ゆき』と、
かの谷崎潤一郎の名作『細雪(ささめゆき)』を掛け合わせた上で、文字っているためでございます。
そう、つまりは駄洒落です。
紗々匁でも、ゆきでも、ぜひお気に召した方でお呼びいただけますと嬉しいです。

もともとムーンライトノベルズでオリジナルBLを執筆していたのですが、
読者層を広げたいと考えたところから、
このたびカクヨムのアカウントを作成致しました。
今後は2つのサービスを並行して活用させていただこうと考えております。

今回は最初の近況ノートということで、
現在公開中の2作品について少しお話しをさせていただきたく思います。

まずは【神子は聖なる血を流す】。
こちらは前述のムーンライトノベルズにて過去に連載していた、完結済みのお話となります。
ルネサンス期のイタリアをイメージした架空の王国の大聖堂を舞台に、「神子」と「血」という相反するような二つの要素を掛け合わせた、人間の愛憎入り乱れるお話となっています。
理不尽な運命に抗う人たちがお好きな方にはきっとお楽しみいただけるのではないかと思いますので、ご興味がありましたらぜひ読んでいただけますと嬉しいです。

そして、現在連載中の【雨の社で君と逢う】。
前作神子血(略)とは打って変わって、こちらは和風ファンタジー。
──誰でもいい、連れ去ってほしい。
──ここではない、どこか別の世界に。
キャッチコピーにもなっているこのフレーズ、
誰しも一度は、このように感じることがあるのではないでしょうか。
実は私は以前に心の病気を患っていた時期があり、
真っ暗闇の日々を過ごす中で何度もこのように思っておりました。
多くの人の助けを受け、今は無事に寛解して日常を送っておりますが、
あのときに感じた絶望感や虚無感を、未だ忘れることができません。
あのときの絶望や虚無、そして救われたかった気持ちを託して生まれたのが、口をきけない主人公の紫苑です。

よもや喋れない主人公がこんなにも書きにくい存在だとは…!と、書きながらいつも四苦八苦しております。
紫苑が喋れないのにはもちろん理由があるのですが、
この点について語るためにも書き進めねば、と気を引き締める所存です。

物語はまだまだ序盤。
清らかな雨が降り、蓮花咲き乱れる世界を、紫苑と一緒に楽しんでいただけますと幸いです。
毎週日曜日更新を目標に、頑張ります!

初めて書く近況ノートでしたが、いかがでしたでしょうか?
お話が進むにつれての制作秘話なんかもこれから書いていきたいと思いますので、もしよろしければ今後もお付き合いくださいませ。

それでは、またいずれ♪

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