私は「なろう系」の小説が好きです。
一般書籍や文学を好きな人からは、現実逃避だとかご都合主義だとか異世界転生(笑)だとか言われがちですが、それでもやはり私は「なろう系」を肯定したいと思います。
私が「なろう系」で好きなのは、やはり人間に対する優しさがあるところです。
たいてい、なろう系は主人公が不遇な状態から始まります。
例えば、ひきこもり。
例えば、ハズレスキル持ち。
例えば、無能と認定され、パーティから追放される。
その後、主人公には何かしらの「断絶」――環境の変化が訪れ、これまでの不遇が嘘だったように周囲から認められていきます。
この評価の一変について、「妄想乙」という感想を持つ方もいるでしょう。挫折を知らないエリートなら「無能なやつはどこに行ってもダメ」だとか「高校までに人生は決まる」だとかと言い放つかもしれません。
しかし、私はそれでも「なろう系」の肩を持ちたいと思います。
「なろう系」の見えない理念とでもいうべき、次のテーゼを信じるからです。
ーー現状がどうあれ、環境が変われば、誰もが他人から評価されるような存在になれうる。
たとえ現実でそのような環境に所属できなかったとしても、可能性としては「ある」。あるいは「どこかにはあった」のだと。
たとえ、妄想と言われようと。
現実逃避と言われようと。
「なろう系」は時にはギャグっぽく、時には色っぽく、時にはシリアスに、人間の可能性を書いています。
そんな「なろう系」を、私は肯定したいと思います。
……と、ここからは告知です。
前述のような考えで、「なろう系」の新しい王道のひとつである「現代ダンジョンもの」を書きました
『元社畜探索者の「夏休みダンジョン」スローライフ攻略記 ~こどもの頃の秘密基地跡にプライベート裏山ダンジョンができました~』
が、このたびホビージャパン様に書籍化いただけることになりました。
発売日は、2026.8.19となります!
ホビージャパン様公式サイトや、
https://hobbyjapan.co.jp/books/book/b677106.html
Amazonさん(書籍商品番号「4798642452」)などからぜひ予約をお願いします!
そして、またホビージャパン様から書籍に使用されるイラストを預かっております!
イラストレーター様は「しの様」です!
https://www.pixiv.net/users/10034758
イラストはこちら。
水遊びするおタマちゃんです!!
なんとなくたわわな感じがありますが、その真偽は書籍版でご確認ください!!
よろしくお願いします!!!