第3話までで、物語の最初の一日が一区切りついたので、現時点で出ている人物や舞台について少しまとめてみます。
※物語の核心に関わる設定は伏せています。
■ 私立 榛名坂学園高等学校《はるなざかがくえんこうとうがっこう》
透たちが通う高校。
生徒からは、主に「榛高《はるこう》」と呼ばれています。
創立は明治時代頃。
現在の校舎は建て替えられており、白を基調とした比較的新しい校舎になっています。
大きな窓やガラス張りの渡り廊下など、外から見ると現代的な学校ですが、一つだけ昔の姿を残しているものがあります。
それが、校舎の中央に残された古い時計塔。
黒ずんだ煉瓦と、大きな白い文字盤が特徴です。
創立当時から残る建造物で、改修されながら現在も使われています。
校舎が変わっても、この時計塔だけは昔から同じ場所に立っています。
■ 制服
榛高は制服が可愛いことでも少し評判の学校です。
白を基調としたセーラー服風の上着に、濃紺の襟とライン。
胸元には濃紺のリボン。
スカートも同系色のプリーツスカートです。
春先はまだ少し肌寒いため、カーディガンを羽織る生徒もいます。
同じ制服でも、着る人によってかなり印象が変わります。
■ 瀬名 透《せな とおる》
高校二年生。
身長:172cm
本作の主人公の一人。
特別目立つタイプではない、ごく普通の男子高校生です。
部活動には所属しておらず、生徒会では庶務を担当しています。
自分から積極的に人の中へ入っていくタイプではありませんが、周囲のちょっとした変化には意外とよく気づきます。
本人としては特別なことをしているつもりはなくても、困っている相手には自然と声をかけるタイプ。
基本的には穏やかで、話し方も短め。
澪花には比較的柔らかく、幼馴染の織衣には少し遠慮のないツッコミが増えます。
■ 千野 織衣《ちの おりえ》
高校二年生。
身長:156cm
透とは小さい頃から一緒にいる幼馴染。
感情が表情や言葉に出やすく、反応も比較的早め。
思ったことをそのまま口にすることも多いですが、本当に気になっていることほど「別に」と誤魔化すところがあります。
透との距離はかなり近く、透がいない間に勝手に席を使ったりするのも昔から。
制服のカーディガンも少しラフに着ています。
高校二年の始まりから、時々「見たことがないはずなのに、思い出したような気がする」不思議な感覚を覚えるようになっています。
■ 高見 澪花《たかみ みおか》
高校二年生。
身長:165cm
織衣の親友で、透とも一年生の頃から親しい女の子。
長い髪と大きな目が印象的で、榛高の中でもかなり目立つ美人。
女子の中では少し背が高く、三人で並んでいても自然と目を引きます。
本人はあまり意識していませんが、歩いているだけですれ違った生徒が振り返ることもあります。
見た目の印象に反して、性格は明るく素直。
人との距離も近く、気取ったところはありません。
制服も特に崩さず、きれいに着るタイプ。
透のことは「透くん」、織衣のことは「織衣」と呼びます。
■ 三人の関係
透、織衣、澪花は高校一年生の頃から親しい三人組。
透と織衣は幼馴染。
織衣と澪花は親友。
透と澪花も一年生の頃から自然と話すようになり、現在は三人でいることが多くなっています。
高校二年の始業日も三人とも同じクラスになりました。
今のところは、誰かが特別に誰かと付き合っているわけではありません。
■ 生徒会
榛高には生徒会があり、透は庶務として所属しています。
新年度になると書類や準備も増えるため、始業日からさっそく呼び出されることも。
今後、学校生活の中で少しずつ登場してくる予定です。
ここまでが、第3話時点で表に出しても問題のない主な設定です。
時計塔や、織衣が感じ始めている不思議な違和感。
そして、透・織衣・澪花の三人の関係がこれからどう変わっていくのか。
第4話以降も、少しずつ描いていければと思っています。