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執筆状況23 & 猛撃のディープレッド(13)WIP6

最新状況
猛撃のディープレッド(14)3100字くらいで仮完成

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猛撃のディープレッド(13)WIP6

「ほんと、嬉しいなあ」

 まったく嬉しくなさそうな呟きと共に、ラージクロウはスラスター起動。隊員五名の内最も右に居た隊員めがけ、強烈な体当たりをしかけた。衝撃。跳ね飛ばされる隊員。

「マレッタ・ラシャ隊員、シールドレベル0。シールド・ディフレクター消失」

 彼の悲鳴は聞こえなかったが、状況を読み上げる電子音声はそれ以上にアンバーの心臓を締め上げた。もはやラシャ隊員にシールドの守りはない。そんな状態でラージクロウの攻撃を受ければ……!

「ラシャ! この野郎!」

 近くの隊員がカバーに入り、ラシャ隊員の前へ防護壁を生成。更に注意を引くべくアサルトライフル連射を浴びせる。周囲の隊員達も同様だ。だがラージクロウはあざ笑うかのように首をもたげ、またしても火球の射出を行うのだ。

 ごう、ごう、ごごう。ある者は避け、ある者はシールドで防御しながら、どうにか凌ぐ。どうにか耐えられている。
 だが、こんな状況いつまで続けられる? 五分? 一分? 下手すればそれ以下の時間で取り返しのつかない状況になろう事は明白。

 故に、アンバーは決意する。通信を繋ぐ。
「こちらで攻撃をしかけます! キャプテンさん、一旦射撃を止めて下さい!」


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