こんにちは、弥生紗和です。
新作「変容の箱～」の投稿を始めて、おかげさまで覗きにきてくださる方もいてありがたい限りです。まだまだ物語は始まったばかりですし、一応ミステリーなので完結してからでも全然いいので、少しでも読んでくださる方が増えればいいなあと思いつつ、更新頑張ってます！
今のところ、なんとか週刊ランキング100位以内に入ってましたが、これ以上は厳しそう…露出の機会がないので、見てもらうのがまず難しいんですね。カクヨムコンてやっぱり大変だなあ。
多分新作読んでくれた流れだと思うんですが、私の他の作品も読んでくださった方がいて嬉しいです！しかも評価まで入れていただいて、ありがとうございます。前にも私の旧作をほぼ全部読んでくださった方がいたんですが、作者としてこんなに嬉しいことはないです！お名前は出しませんが、この場を借りてお礼申し上げます。
――ここから作品についてのつぶやきを置いておきます。
「変容の箱～」の加賀見遼雅は顔に傷がある金継ぎ師という設定です。もともとは顔に痣があり、仮面で顔を隠しているという設定を考えていたんですが、わりとありがちな設定なのでもうちょっと別の見た目にしたいと悩んでいました。
そこで思い出したのが、WWEの女子選手である「ステファニー・バッケル」の顔でした。
（WWEというのは、アメリカのプロレス団体です）
彼女の目の周りに線が引かれたようなフェイスペイントがあり、それがとてもカッコいいのです。顔も非常に美しく、しかもめちゃめちゃ強くて大人気の選手で、私も推してます。
バッケル選手は以前日本で「金継ぎ」体験をし、壊れたものを修復して更に美しく強いものにするという金継ぎに感銘を受けたそうです。彼女の目の周りにあるフェイスペイントは、金継ぎをモチーフにしているとのこと。
怪我をしても更に強くなって復活するというプロレス選手にぴったりですね。
私はバッケル選手のエピソードを思い出して、加賀見遼雅を金継ぎ師にしようと決めました。顔に大きな傷があり、人目を避けて生きている彼の職業が、壊れた器を直して更に強く美しくさせる金継ぎ師というのはなんだか因果めいているなと。この設定にしてから、遼雅がすごく魅力的なキャラクターになりました。
WWEはもともと全く興味がなかったのですが、夫の影響で今年から見るようになりまして、今ではすっかりハマってしまいました。男子選手も好きですが、女子選手に好きな選手が多くて選べないほど！日本人選手も複数活躍していて、美しくて強い彼女たちを見るのが大好きです。Abemaで見られるので、興味がある方はぜひ…。