正直に言えば、
まだスッキリしたわけじゃありません。
この小説を書く中で、
相手の心情を、少しだけ理解できてしまった気がして。
未練は、あります。
ただ、それをどうにかしたいわけでも、
何かを求めたいわけでもありません。
分かってしまったから、
今は我慢している。
もし連絡が来ないのだとしたら、
それは拒絶されたからではなく、
それぞれが自分の場所に立とうとしている結果なんだと思っています。
だから私は、
手を伸ばさないけれど、
扉を閉めてもいません。
好きだった気持ちも、
分かり合えた時間も、
無かったことにはしないまま、
ただ、今を生きています。
