「君の料理には、人を癒やす最高の魔法が宿っているよ」
かつて世界を浄化し、天界すらも掃除して見せた伝説の「聖師匠(グランド・マスター)」アルト。彼から虹色のスプーンと「お世話の精神」を託された少年・カイは、魔力ゼロの無能として宮廷を追放されてしまう。
辺境の村でひっそりと定食屋『虹の屋』を開いたカイだったが、彼の作る料理はただの食事ではなかった。それは、アルト直伝の生活魔法を極限まで高めた「お世話料理」。一口食べれば荒れた魔力回路は洗浄され、心に溜まった「染み」までもが真っ白に洗い流される。
そんな「究極の癒やし」の噂を聞きつけ、夜な夜な窓から侵入してくるのは、師匠たちから「聖師匠」の伝説を耳にタコができるほど聞かされてきた次世代の最強美少女たち!
「別にアンタのために来たんじゃないわ! ほら、早くあのオムライスを出しなさい!」(爆炎の賢者の弟子・リィン)
「……このパスタを食べないと、心が凍りついたままなの。だから、責任取って」(氷の賢者の弟子・エレン)
師匠譲りの「お世話体質」なカイと、師匠たち以上に独占欲が強くてチョロすぎる愛弟子たちが織りなす、深夜の胃袋陥落系ラブコメディ。
伝説の「聖師匠」が認めた唯一の料理弟子が、今度は世界を「美味しく」浄化する!