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はじめましての御挨拶

はじめまして。
自分は現在、表立っては「体験取材系の怪談」等を執筆している身ではありますが、実は伝奇アクションたけなわの~90年代に、伝奇系の創作アクションを一度発表した事があり、この『東京結界都市』の設定はその第二作目として用意していたものです。しかしこの『東京結界~』は様々な事情から、陽の目を見る事がありませんでした。
 取材体験談の執筆も楽しいものですが、本来自分が憧れ描きたかったものは、細かい理屈など後回し、洋画を一本観るかのような、用意した設定舞台の中で異能のキャラクターらが大暴れをして日々の鬱屈した気分を発散できる様な、娯楽要素の強い話であり、このままではこの設定、埋もれたまま墓に持って行く事になるなと、令和版にリニューアルを試みてみました。
 普段の日常空間から、登場人物が徐々に異世界へと引き込まれて行くストーリーを好む自分は、どうやったらこの東京を『魔界化』出来るかという発想、オカルト的な既成事実にサイバーシティアクション要素をミックスして物語の展開を試みていますが、時代の流れは冷徹であり、平成から令和への時代移植にはなかなか苦労が要りました。ちなみに先の手法は、体験の聞き取りに既成の伝承伝聞考察を加えた「実話系怪談」の側ではある程度成功しておりますが、果たしてエンタメ方面ではどういう結果をもたらすでしょうか?

「東京結界〜のストーリーは100%のエンタメフィクションだけど、この解釈に近い出来事が、本当に世の裏側で起こっていたとしたら?」そう考えるだけで書いている自分はとても楽しめました。あとは読み手の方が、いっとき窮屈な現実から離脱して想像に身を委ねる快感を感じて頂ければ、幸いに思う次第です。

 皆様のご意見ご感想など、心待ちにしております。
 

2件のコメント

  • カクヨムで籠さんの作品が読めるとは思いませんでした。うれしい誤算ですね。
    当方、籠先生のフアンで、現代雨月物語や現代異談など作品は殆ど読ませて頂いております。(もちろん、カネ払って買いましたよ。)
    かなり以前の執筆開始で休眠させていた作品と伺いましたが、全然、時代背景や行動描写にズレを感じることはないですね。まだ4話目ですが、今後どうなるのか、とっても気になります。新たな楽しみが増えましたが、今後も是非愛読させて下さい。
    また、2月発売の現代異談の新作も楽しみにしていますよ~!
  • こんにちは!コメントありがとうごさいます!本当は自分は「こっち方面」の人間の筈だったのですが、変なところで凝り性なので、オカルト系アクションを描こうと思ったら、やはり本物感を出したい!などと不埒な事を考えて怪異談の蒐集も同時に行っていたら、先にそっちが世に出てしまった感がアリアリです。当時書き掛けて闇に消えた作品は五本ほどありましたが、そのうち二本は似たオチの話が発表されてしまったのでもうお蔵入り。残りの三本は死ぬまでに世に出してみたいので、頑張って続けてみたいかと思います。引き続き宜しくお願い申し上げます!
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