『デッドエンド』第二部6話「黄金の城⑥」を更新しました。
今回も、更新のお知らせと一緒に、本編に出てきた世界設定を少しだけ。
■この世界の灯りと調理器具
『デッドエンド』の世界には電気やガスはありませんが、架空鉱石と薬品の反応を利用した生活用品が普及しています。
一般的な照明は、作中にもたびたび登場する「発色灯」。
鉱石に反応液を加えて発光させるもので、一度点灯すると反応が終わるまで、音もなく一定の光を保ちます。安価で、鉱石は再利用可能。
いろんな色があります。娼館とかカジノでは赤み系発色灯が人気。
調理にも似た技術が使われています。
庶民が普通に使っているのは「発熱石」と反応液を使った加熱炉。火は出ず、じわじわと加熱するので、イメージとしてはIHに近いものです。
一方、「燃焼石」を使う着火炉は実際に火が出て、かなりの高火力。ただし燃焼石は一度使えば燃え尽きてしまう高価な消耗品です。強火で料理したいときはこっち。
旅先でクリスたちが焚き火をつけるときなどに使う「燃焼剤」もあり、こちらはパキンと割ると発火する、安価な携帯用の着火剤です。
今回の舞台である『黄金』の城では、安い発色灯ではなく、わざわざ油を燃やすランプを使用。調理にも高価な燃焼石が惜しげもなく使われています。
『黄金の城』の贅沢ぶりを表す小道具だったりします。
それでは、第二部も引き続きお楽しみいただけましたらうれしいです。