少し怠けるのに忙しくて今更の感がありますが、YOHKO -神格鑑定局 神無瀬支部- の連載が終わりまして、お付き合いいただいた皆様には感謝の念尽きることありません。
この話を書こうと思ったのは、カクヨム様のシェアワールド企画「神格鑑定局」の設定を読んだ時に、ふと昔の記憶がよみがえったからです。
一つは私が中学生くらいの頃、とあるゲーム雑誌の企画(おそらくエンターブレイン系かな?)に「RPGツクールを使ってゲームを作ります。読者の皆さんからアイデアを募集します」というものがありました。
私は「自分のアイデアがゲームになるなんて、何とすごいことなんだ!」と思い、我こそはと思ってA4の紙にアイデアを書き綴り、封筒に入れて80円切手を貼ってポストに投函しました(よく分からない世界観だと思いますが、そういう時代が確かにありました)。
わくわくドキドキしながら一ヶ月、二ヶ月、三ヶ月と雑誌を買って、企画の続報を見守っていたのですが……これが実はどうなったか覚えてません。
話のオチを自ら喪失してしまったのですが、苦々しい思い出として残っているので結果は芳しくなかったのでしょう。
ただ、その時の一つ聞こえた「この指とまれ」の声に、えいやと手を伸ばした時の高揚感と射倖心。「あわよくば」という下心と、中学生の頃の鬱々とした自分の創作への思い。
そんなメンタリティが妙に懐かしく感じて、企画に参加してみようと思ったのです。
この企画に応募したのも、きっと私の中では何十年もすれば、オチのつかない思い出話の一つとして消えていくのでしょうが、そんな中でも、一人でも二人でも読者の方に喜んでいただけたなということだけはきっと忘れないと思います。
あらためて、評価してくださった方々、ハートや星を下さった方々、読んでくれた友人たち、ありがとう。
そしてもう一つ。これは動機の最も大きな部分なのですが、最近個人的に試しているお話の類型があります。いつの時も流行しているバディもので一話完結の流れ。これを実際に書いて試してみたいというものがありました。
実際にやってみて気がつくことが結構ありました。まずはこの世界に何も知らずに入ってきた新人と、少し闇を抱えた先輩というテンプレート。これはすごく便利で、セットプレーみたいなものを覚えておけば世界観をうまく説明しながら、ドラマの部分を止めることなく展開できるという事が分かりました。
この配置を崩さず、あとはキャラクターの設定をひねれば色々な話に流用できそう! そんな感覚を得ることができました。報告書みたいになってるぞ。
ということで、YOHKO -神格鑑定局 神無瀬支部- でした!