おかげさまで、投稿開始からわずか3日で2,000PV、★33件をいただきました。日々更新を追ってくださっている皆様、本当にありがとうございます。
フォローしていただいてる方、いつも読んでくれてありがとうございます。おかげで独り言みたいだった作業が、ちゃんと誰かに届いているものに変わりました。
数字だけ見ると「まだそんなもんか」と思われるかもしれませんが、書いている本人としては震えるほど嬉しい3日間でした。海外舞台・カタカナ人名という、正直かなり不利な条件で始めた話です。地名も人名もカタカナだらけで、正直「序盤で離脱されて当然」と覚悟していたので、ここまで読んでいただけているのが今も少し信じられません。それでも読んでくださる方がいるというのは、素直にありがたいです。
さて、お礼だけで終わるのも味気ないので、今日はキャラクターたちに解説してもらう回にしようと思います。テーマは、この作品の背骨とも言える「危険度ランク制度」について。
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ヴェッキー「……なんで俺が呼ばれた」
マルタウス「 僕は呼ばれてないのに来たよ!」
ミリアーナ「まあいいわ、今日はあんたの査定——危険度ランクの話をするから、大人しく聞いてなさい。」
ヴェッキー「気が進まねぇな……」
ミリアーナ「協会の格付けはE・D・C・B・A・Sの6段階。C以上は−・無印・+でさらに細分される。ここまではもう知ってるでしょ。」
マルタウス「僕はさっぱりだよ。数字と記号だらけで目眩がする!」
ミリアーナ「じゃあここからが本題。符号は『何人出動させるか』の指示そのものなの。C帯は職員の頭数、B帯はAVW(Anti Vampire Weapon)保持者の本数、A帯は十器(じっき)というトップクラスで強力なAVWの動員——ランクが上がるたび、数える単位そのものが変わっていく。」
ヴェッキー「単位が変わる、ってのは?」
ミリアーナ「C帯まではAVW一本で足りるって思われてる。でもB以上になったら、協会側が『一本じゃ足りない』って認めたことになるの。つまりランクって、あんたの強さじゃなくて、あんたを止めるのに協会がどれだけ道具を積まなきゃいけないかを表してるだけ。」
マルタウス「なるほど……強さの勲章じゃなくて、請求書というわけか。」
ミリアーナ「うまいこと言うじゃない。しかも面白いのが、C帯だけは特例があって、AVW持ちが申請さえ通せば一人で行っていいことになってる。四人出すより一人出すほうが安いから、だって。」
ヴェッキー「役所じゃねぇか、それ」
ミリアーナ「役所よ、根っこは。だから無線もいつも同じ言い方をする。」
ーーーー『危険度をC−に更新。以後、当該個体への接触は二名以上で行うこと』
マルタウス「わあ、事務的だなぁ。まるでヴェッキーが商品みたいじゃないか。」
ヴェッキー「……そうだよ。テメェらの物差しじゃ、俺は商品だ。」
ミリアーナ「……でもね、その物差しがどう動こうと、あんたが誰かを庇った事実までは書き換えられない。ランクは手間を数えるだけで、あんたが何のために動いたかまでは、あの無線には乗らないの。」
ヴェッキー「……らしくねぇこと言うじゃねぇか」
ミリアーナ「たまにはね。」
続きはまた次回、お楽しみに。
