皆さんは、東京大学大学院の渡邉正峰(わたなべ・まさたか)准教授のお名前をご存知でしょうか。
渡邉先生は、意識の脳科学、人工意識、そして将来的なマインドアップロードの可能性を研究している実在の科学者です。
しかもその構想の中では、自分自身の脳を実験台とすることすら視野に入れていると言われています。
参考:渡辺正峰『脳の意識 機械の意識――脳神経科学の挑戦』(中公新書)
マインドアップロードは、私も最初はSFの一ジャンルとして知っているだけでした。
しかし、それをリアルな現実世界で実現しようとする科学者が日本にいる。
その事実を知ったことが、この作品「蓮種」を執筆する直接のきっかけの一つとなりました。
今週は、蓮の復活に向けて九条遥博士が一歩前進しました。
来週はいよいよ蓮が、クローンの中の「原初意識」と対決することになります。
マインドアップロードとは何か。
デジタル化された意識は、本当に「その人」なのか。
そして、蘇った蓮は、本当に九条蓮なのか。
渡邉先生の研究にも思いを馳せながら、ぜひ蓮の復活を見届けて頂ければ幸いです。
※今日の画像は、九条遥博士と妻の美沙です。