皆様、こんにちは、馬です。
カクヨムコンテスト11【短編】の締切直前、この馬は一つの地獄を見ていました。
もともと1.8万字ほどあった拙作『蝿の仲介人』。これを短編部門の規定である「1万文字以内」に収めるため、断腸の思いで8,000字を削ぎ落とすリライトを敢行したのです。
「削る」のではなく「磨き上げる」作業 エピソードを統合し、贅肉を削ぎ、骨と髄だけで物語を再構築しました。 正直に申し上げて、作業中は「もうこれ以上は無理だ」と何度も心が折れかけましたが、完成した原稿を読み返したとき、そこには今まで以上の「鋭さ」と「密度」がありました。
余計な装飾を捨てたことで、主人公の絶望と、相棒である「忠犬」の沈黙が、より鮮烈に浮かび上がったと感じています。
また、公開して半日というのにPV 8に対し、星9という驚きの結果となりました。現在の数字を読んでくださった方の約半数が、最高評価を付けてくださった計算になります。 数字の少なさに一瞬不安になりましたが、この「打率の高さ」は、リライトによって物語の純度が極限まで高まった結果だと、今は自信を持っています。
■長編版を読んでいる方へ、そして初見の方へ 今回の短編版『蝿の仲介人 ―断罪の銀閃―』は、現在連載中の長編版の核心部分を、一気読みできる形に濃縮した「決定版」でもあります。
なぜ男は、死に集まる「蝿」となったのか。
なぜ相棒は、沈黙を守り続ける「忠犬」なのか。
そして、銀の指輪が示す「最期の清算」とは。
物語が加速し、タイトルの意味が反転する瞬間を、ぜひこの1万文字で体験していただければ幸いです。
読者選考期間中、一人でも多くの方にこの「磨き上げた一編」が届くことを願っております。
未読の方は、ぜひ以下のリンクから覗いてみてください。
▼『蝿の仲介人 ―断罪の銀閃―』
https://kakuyomu.jp/works/822139844365719808
長編版も引き続き20時に更新しておりますので、併せて応援よろしくお願いいたします!