『叛徒たちの卒業式』無事完結しました。
「人は誰でも一冊の本が書ける」といいますが、「一冊目でしか書けない本」をやってやりました。
この作品の根幹部分のアイディアは、私の高校生時代の体験に基づいています。
図書館で浅田次郎さんの『プリズンホテル』を借りようとして、書架には右から『春』『夏』『秋』『冬』の四冊が並んでいました。
『春』の巻を読み終わり、『夏』の巻をまさに読み始めたその時……私は頭を抱えました。
いつか小説を書く時に、このネタを使おうと思い、プロット段階で形を変え、今回ようやく日の目を見ることとなりました。
『あとがき』の最後の一行まで楽しんでいただければ嬉しいです。