タリィー
『キングナイト』それは王を守る魔法戦士達
魔術、武道にたけた戦士のなかでも知識が豊富な者は王の補佐役として仕えていた
「タリィーよ君も作ったもらうかと良い。」
若い頃の王妃をモデルに作ってもらったという
人形に夢中になる執務の時も隣に座らせるほど王は夢中だ
「ラルゴ様、執務室には....」
「ローズがいなければ仕事がはかどらん。謁見の時は連れていかぬし良いではないか。」
言っても聞かない
国まわりは欠かさず民を見て国を治めるネプチューン王家の伝統を王子の時から学んできたラルゴ
だが『サイエンスシティー』の視察の後に変わってしまった。
「でわ、執務はローズ様にお任せすることにします。私は護衛のみとさせていただきます。」
「タリィー、そうなると護衛のような報酬しか与えられぬぞ?」
サディ、サンデーの双子、マンデー
他の重臣がだまり引き下がった言葉をついにタリィーに告げた
「無償でも良いですよ私は困りません。ご存知の通り家族はティ一族ですしね。」
静かに応えローズを抱きしめ始めたラルゴに一礼をしてその場を去った
それからまもなくタリィーは王族の元を去った
まだ幼い王子が王になる時は戻ると誓って
ティ一族の中の人型どうしの契りで産まれたタリィーには一族の故郷には帰れない
『風の民』、シティーを放浪する人々に加わった
そしてある滅びかけている火を噴くシティーから変わった馬を救いだし
産まれた子どもを守りとして貰った
フドウと名付けられた赤い燃える鬣を持つ赤馬のオッドアイの子馬と共に闇と戦う戦士へとなるのだった。