久々の近況ノートはレビューへの御礼ですが、ついでにツキヨムコンのご紹介をいたします。
成田良悟先生書き下ろしの新作短編『蛇よ、どうか今宵は月に溺れぬように』(序章)を課題文として〈序章〉の続きを書く、というコンテストが3/30のお昼まで開催されています。
🌙「ツキヨム」楽曲化短編小説コンテスト応募要項
https://kakuyomu.jp/contests/tukiyomu_2026/detail
私も応募したのですが、実はレビューを三件も頂いてしまいました。
ありがたすぎます!
こちらがレビューを頂いた作品です。
「蛇よ、どうか今宵は月に溺れぬように(続章・脱皮する世界編)」
https://kakuyomu.jp/works/822139845176041606
成田良悟先生の〈序章〉をガイドラインのようにして、続きを書いてみたのですが、実は三人称限定視点を途中で視点が切り替わる形で書くのって初めてだったんです。
成田良悟先生といえば群像劇、群像劇といえば成田良悟先生。そんな先生の書きっぷりに似せて書くことが許されるどころか、似せて書いた方が続きとして馴染むのが今回のコンテスト。
どのように視点を動かすのか、心情描写はどうするのか、など大変勉強になりました。
というか、今回のコンテストなんですが、すごいですよね。
舞台設定や登場人物設定に加えて、〈序章〉という導入すらある……全てを手がかりとして続きが書けてしまう。こんな贅沢な創作体験とか、なかなかないですよ。
実際に参加してみて、既に得られたものがいくつかあります。
まず三人称限定視点の書き方への感覚。
どんな感じにすれば書きたいものを伝えられるのか、だいぶ理解が進みました。
次に、ちゃんと物語になる土台作りがいかに重要か。
舞台設定、登場人物設定、〈序章〉、いずれも頭に入れるまではハードルの高さとなりましたが、実は書きたいものが見つかってくると心強い指針になってくれたんです。
正直かなり展開のイメージを作っていきやすかったです。
最後に、レビューを頂けるほどに私の小説が伝わるものだったということ。
私にしてはうまく書けたかな、私にとっては面白いけど、といった感覚はあったんです。でも、読んで良かったと思って頂けるか、私の頭の中にある面白さがちゃんと伝わるのか、レビューを頂くまで全く実感なかったんです。
それがどうでしょう。ちゃんと伝わっていたし、すごい作品だと伝えて頂けてるではないですか。
この私が書いたものでも伝わるんだ、とカクヨムで今回ほど思えたことはなかったです。
(PV数的に言えば、展開や登場人物数に難解さがあって初期での離脱が多そう、という感覚があります。むしろ続きを書いてみるほど序章が読み込めてないと、登場人物が多すぎて感情移入がしづらいのかも? でも、刺さる人には刺さる作品になったので私としては満足です)
最後にレビューを頂いた方々のご紹介。
※ツキヨムコンは序章を読まないと、という特殊な形態のためか、ツキヨムコンへ応募している方が読んでいたり、読んでいる方が応募したりが多そうです。
★しゃもこさん
https://kakuyomu.jp/works/822139845761681882
「(ツキヨムコン参加作品を)読んでいたら、自分もちょっと書いてみたくなって」っていうの分かるんですよね。応募してみて良さのさらに分かるコンテストっていうところがある気がします。
★水涸木犀さん
https://kakuyomu.jp/works/822139845176041606/reviews/822139846457858388
ツキヨムコン参加作品(テイストが私好みで読後感がおいしかったです)よりもレビューのご紹介をすることを望んで頂けそう……と感じてしまうほど、思いのこもったレビューを頂きました。なので、レビューへのリンクを掲載します。ちゃんと刺さる人には刺さる作品になっているという実感を持てたのは水涸さんのレビューのお陰です。
★ちらくあきさん
https://kakuyomu.jp/users/sensyuteiraku1/news/822139846520627280
作品の前に近況ノートを読んだんですが、ツキヨムコン参加者からすると「分かる~」の連発なんです。なので、あえて作品ではなく近況ノートへのリンクを掲載します。ちなみに私の作品では楽曲化する短編であることをあまり意識せず、面白い作品になればいいやで続きを考えてみました。しかし、物語のテイストというか、仕上がりみたいなところに影響してます。
ツキヨムコンは、同じ舞台設定からどんな続きを生み出すか、が奥深いので作家側になる方が楽しめそうなんですよね。ハードル高いと思いきや、ちゃんと読み込めば意外と続きを書いてみたくなる登場人物が見つかるので。
気軽に参加してツキヨムコンに溺れる人が少しでも増えれば嬉しいです。
お読み頂き、ありがとうございました!