「隠れた想い」を読んでくださり、本当にありがとうございます。
この作品、文章の中に別の意味を持つ言葉を織り込む、折句という手法を取り入れてみました。
(コメントを頂き、折句という言葉を初めて知りました…汗)
最初は文章の先頭の文字のみで折句を作っていたのですが、これだけだと、ちょっと簡単すぎるかなと思って、もう少し制限を設けることにしました。
さらに、読み手の環境として、PCで読む場合もあれば、スマホで読む場合もあります。
特にスマホの場合、文字が長すぎると改行が入ってしまい、折句の文字が表現できないということにも気付き、1行を13文字にしてみました。
ついでに、どうせならと、全行を13文字で書くという制限も追加です。
そのうえで、折句を2つ入れる、ということを挑戦してみました。
挑戦意欲が高いのは良いことかもしれませんが、いや…、これがまた…、想像以上に苦労をしましたね…汗
先頭の文字は良いですが、途中にある文字まで折句で意味を持たせるのは、なかなか大変です。
今回は、普通に読めば「嫌い」という思いを伝えつつも、折句では「好き」という思いを伝えています。
両方ともちゃんと意味を成す感じにしたいのですが、使用できる単語は限られるので、少し強引に思えるような言い回しがあるかもしれません…。
とりあえず、何とか形になったので小説を公開してみることにしました。
以下、ネタバレです。
▼1文字目
・横組みの場合は、縦の順で読む
・縦組みの場合は、横の逆順で読む
→「私はあなたが好き」
▼7文字目
・横組みの場合は、縦の逆順で読む
・縦組みの場合は、横の順で読む
→「あいしているわよ」