皆さま、こんにちは。
少し前に書いた「何処ぞやの猫」のことなのですが、実は続編を出したい気持ちがずっと頭にあります。
しかし、どうしても迷ってしまうのです。
物語の世界観を広げすぎてしまうと、あの静かな余韻や幻想的な空気が壊れてしまうのではないか、と悩んでいます。
納得できるものを書けるのか、とても不安です。
芥川龍之介は「羅生門」の最後の文を、「下人は、既に、雨を冒して、京都の町へ
強盗を働きに急ぎつつあつた。」から、「下人の行方は、誰も知らない」に書き換えました。これは物語の余韻を残すための選択であり、読者に委ねる余白を作ることでもあります。
書きたいことだけ書くのが作者ではないのかな、と思います。
いや、しかし書きたいことを書かないなら小説を書く意味はあるのかとも思います。
皆さまはどう思われますか?