第一章、読んでくださった皆さまありがとうございます。
次章では、帝国との因縁が少しずつ輪郭を見せ始めます。
レオンとルゥの過去、フィオナの成長にも注目です。
続きが気になる方は、
現在第四章まで公開中ですので是非読んで頂ければと思います。
↓第一章あらすじ
かつて宮廷で罪を着せられ、追放された魔術師レオン。
いま彼は境界街で“闇配達人”として生きている。
相棒は小さな竜の子ルゥ。
そして彼には、守るべき三つの掟があった。
「必ず届ける」「殺しの荷は運ばない」「届け先を守る」。
ある朝、受付嬢マルラの勧めで、新米獣人の少女フィオナと組むことに。
帝国領の港町への荷物配達――それが彼らの最初の任務だった。
だが箱の中身は、依頼書に記された「陶器」ではなく、
古代の刻印を宿した〈甲冑兵器〉。
突如として暴走した兵器が街を襲い、
レオンたちは連携してこれを鎮める。
依頼は果たされた。だが、偽装された内容に気づいたレオンは、
受取主に冷ややかな言葉を残して去る。
港の喧騒の中、帝国兵たちの視線が彼らを追っていた。
──レオンは知っている。
帝国が“追うべき人物”が、他ならぬ自分であることを。
それでも、彼は配達人として歩み続ける。
危険と陰謀の果てに、まだ見ぬ依頼が待っていると信じて。