『Dead Man's Hand ー臥龍転生編ー(以下、DMH)』の完結によせて、イラストを描いてくださった雉本ユーヒ先生と監修を務めてくれたアイヴィーさんから『後書き』をいただきました。
お二人がいなければ書ききることもできませんでしたし、感謝してもしきれません。雉本ユーヒ先生には第1部完結のイラスト(春馬君です)まで描いていただきました!! 下部に掲載しておりますのでぜひご覧ください!!
『Dead Man's Hand ー臥龍転生編ー』後書き(以下、敬称略)
雉本ユーヒ
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https://x.com/kijimoto_y イラストを担当しております、雉本ユーヒです。DMHをご覧下さりありがとうございます。臥龍転生編が無事完結いたしました。長きに渡る連載、綾野先生お疲れさまでした。
DMHのお話を頂いた時の思い出としましては、人物描写が色濃く表現されている作品で表情の描写が難しかったなと、特に春馬を描くのが難しかった印象でした。でもその甲斐もあり禍津姫とのツーショットはお気に入りの1枚となりました。
第2部『魔煌童子編』の構想も練られているとのことで、今後も彼らの活躍がとても楽しみです。これからもDMHをどうぞよろしくお願いいたします。
アイヴィー
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https://x.com/memento_iam DMH初期の構想を綾野さんから聞き、監修として関わるようになって約5年の月日がたちました。時には、方向性をめぐって舌鋒鋭くやり合うことも多々ありましたが、物語の構成を大きく変えてしまうような提案も、頭から拒絶することなく、地肉としていってくれた綾野さんの辛抱強さと柔軟さに敬意を表するとともに、心から感謝しています。
第2部『魔煌童子編』のプロローグは1800年代のアメリカが舞台です。『デッドマンズハンド』という題名の由来や、春馬たちの恋物語り、そして怪奇現象の裏側にある真実が詳らかになっていきます。読者の皆様も「ああ、綾野はこれがやりたかったのか」と、楽しんでいただけると思います。
5年前に誕生した物語はこれで一度幕引きとなります。雉本ユーヒ先生の卓越したイラストと、ここまでお読みいただいた皆様、コメントやレビューをよせていただいた皆様には感謝しかありません。今は第1部『臥龍転生編』完結の余韻にひたりつつ、新たな幕が上がるまでしばしお待ちいただければと思います。
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DMHの世界観を描いてくださった雉本ユーヒ先生、遠慮しないで意見をぶつけてくれたアイヴィーさん。そして、読んでくださった皆様。本当にありがとうございました。少しでも楽しんでもらえるように努力いたしますので、今後とも『Dead Man's Hand』をよろしくお願い申し上げます!!
※次回は『Nothing But Requiem』の皆様からの後書きを記載いたします。