地球防衛軍 大型主力戦闘攻撃機 FA-116AS〈スーパー・ホーク〉
単機で怪獣の足止めから撃破までを完遂する目的で開発された、地球防衛軍が誇る大型主力戦闘攻撃機。
超大型の機体規模でありながら、通常の攻撃機に匹敵する卓越した高機動性を兼ね備える。
開発経緯怪獣対策用の大型航空機を模索していた日本側の提案を起点に、大推力エンジン技術を持つ米国が呼応して共同開発が決定。
B-1可変翼爆撃機の構造図をベースとしたダブルデルタ翼リフティングボディ設計に、F-135エンジンの発展型を組み合わせる基本設計が策定された。
怪獣戦においてステルス性は無意味であるため考慮されず、耐熱・耐腐食用の機体保護塗料や各種光学センサーは日本側が主導した。
その後、独自の思惑(英国:原潜を怪獣に捕食・巨大化させた失態の挽回、フランス:自国原発の防護と技術的威信、ドイツ:通常潜水艦の稼働率不足を補う対外協力)を抱える欧州主要国が合流し、最終的に主要5カ国連合による共同開発プロジェクトへと発展した。
しかし、本命であった超大推力メインエンジン「F245-1000」の開発が難航。激化する怪獣災害を前に、日本側技術陣は「設計済みの高出力補助エンジン4基のみを先行搭載して実戦配備すべき」と主張した。
米英仏の技術者は未完成機の実戦投入に難色を示したものの、実戦投入と現場改修(トライ・アンド・エラー)を是とする日本の粘り強い説得により暫定仕様での配備が強行された。
結果として前代未聞の怪獣撃破能力を獲得したものの、1機あたり28億ドルという破格の機体単価は各国の財政担当者を震撼させることとなった。
機体諸元乗員:6名(正・副パイロット 2名/正・副火器管制士 2名/通信士 1名/航空機関士 1名)
機体規模:全長 50.0m / 全幅 30.0m
重量:空虚重量 130.20t / 全備重量 200.45t
最大速度:マッハ 2.5
推進システム:3次元推力偏向(スラスト・ベクトル)ノズル採用
主エンジン:F245-600(F-135直系発展型)× 4基ミリタリー推力:344 kN(77,400 lbf)× 4最大推力(A/B):584 kN(131,580 lbf)× 4
リフトファン(軽荷重時のVTOL対応):胴体前部・後部:293 kN(65,520 lbf)× 4基主翼内:147 kN(32,760 lbf)× 2基
装甲防御:超高硬度チタニウム合金(耐熱・対腐食コーティング仕様)
アビオニクス・管制:AN/AYQ-2050 統合戦術・機動制御AI「ハウンド」(VTOL時の推力自動バランス、高迎角機動時の偏向補正、戦闘機動時の燃費最適化を統合処理)AN/APG-101 長距離探査レーダー(探知距離 500km)
AN/AAQ-50 EOTS(火器管制照準 400km / 電子光学視認 30km)
AN/ASQ-339 防御センサー(電波源探知・特定 150km)
AN/ALE-57 チャフ・フレア・ディスペンサー(40発)
フライングブーム/プローブ&ドローグ両用空中給油受油装置
固定武装XAH-06A 高出力レーザー砲(機首下面 1門)フランスが開発した指向性エネルギー兵器。本来は艦艇や装甲車両向けに開発されたが、海上での大気減衰や車両の電力不足により実用化が難航していた。
本機の大出力エンジンから直接エネルギー供給を受けることで航空兵器としての運用に成功。砲身の熱飽和を防ぐため、30射分の使い捨て急速冷却カートリッジを装填して運用する。
GAU-8AS 30mmガトリング砲(機首左右 各1門・計2門 / 各1,500発)主兵装レーザーの機能不全時におけるバックアップおよび、怪獣に付着した共生生物・寄生虫群の掃射用。
威力不足が懸念された20mm(M61系)を退け、低反動化・貫通力向上改修を施した30mm砲が採用された。
外部兵装・ミッションパック
A兵装(アタッカー・モード)
48連装ロケット弾ポッド(対怪獣ケルベロス120mm貫通弾)× 6基
(主翼下 4基、胴体ウェポンベイ 2基)+投棄式パイロ・フェアリング
B兵装(ストライカー・モード)
GBU-40 対怪獣3,000lb貫通爆弾 × 9発
(胴体ウェポンベイ内ロータリーランチャー 3基)
C兵装(デストロイヤー・モード)
48連装ロケット弾ポッド × 4基(主翼下) + GBU-40 × 3発
(胴体ウェポンベイ)
D兵装(マルチロール・モード)
既存の各種誘導爆弾・対艦巡航ミサイル等を任意に混載可能。
特殊弾薬の特性対怪獣ケルベロス120mm貫通弾:初期の60mmロケット弾が無効化された戦訓を受け、陸上自衛隊の120mm戦車砲弾が怪獣の脚部に損害を与えた実績から再設計された大型弾頭。弾頭部に超硬質チタンを採用し、比較的装甲の薄い関節部や頭部感覚器官を集中的に破壊する。
GBU-40 対怪獣貫通爆弾(3,000lb):地下強固陣地破壊用バンカーバスターの技術を転用した重装甲貫通爆弾。怪獣の強固な外殻を突破し、体内組織深部で遅延信管により起爆する。
作戦プロファイル別航続性能作戦プロファイル飛行パターン
航続距離戦闘行動半径主な想定任務超音速・緊急迎撃高度15,000mへ急上昇後、M2.0〜2.5で急行2,500〜3,500 km1,000〜1,500 km怪獣上陸時の緊急スクランブル、市街地到達前の洋上迎撃通常巡航・長距離哨戒高高度をM0.85で経済巡航、接敵域で交戦5,000〜6,000 km2,200〜2,800 km周辺海域の警戒監視、
遠隔地への対怪獣爆撃支援フェリー飛行非武装・機内燃料満載(約68t)・経済巡航7,500〜8,500 km――前進基地への戦略展開(太平洋・大西洋横断)空中給油運用大型空中給油機(KC系)との連携15,000 km以上地球規模同盟国の怪獣災害に対する大陸間緊急救援作戦