『銀髪美少女にTSした俺』本編を読んでくださっている皆さま、ありがとうございます!
天城セナがルミナについて勝手に解説するミニ企画「おしえて!セナ先生」、第4回をお届けします。
今回は、第5章のヒール役と、第6章で本格的に動き始めた営業ライバルとしての関係に触れています。第6章読了後にお楽しみください。
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【第6章読了後推奨/ネタバレあり】
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おしえて!セナ先生
第4回「ルミナちゃんは、どうして悪ぶるほど好感度が上がるの?」
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セナ:
こんにちは。天城セナです。
今回は、ルミナちゃんが嫌われ役として悪ぶるほど、なぜか好感度が上がってしまう理由を解説しようと思います。
ルミナ:
《#ルミナ嫌い》も伸びています。
セナ:
《#ルミナ様》も伸びてたよね。
ルミナ:
都合の悪い数字を除外しないでください。
セナ:
……そういうところから説明します。
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◆ルミナちゃんは、本当に意地悪なの?
セナ:
本人は、そのつもりです。
ルミナ:
嫌われ役として必要な発言はしています。
セナ:
でも第5章では、安全表示が分かりにくいと言われたら直して、地図の出口番号が間違っていたら先に訂正していました。
技術や演出への批判も、自分に都合が悪いという理由では消していません。
ルミナ:
正しい指摘まで消したら、反省会になりません。
セナ:
それで、《助けてから悪態をつくヒール》とか《保護者ヒール》って呼ばれました。
ルミナ:
どちらも意図した分類ではありません。
セナ:
言葉では嫌われようとしてるのに、行動がずっと真面目なんだよね。
ルミナ:
真面目に嫌われ役をやっています。
セナ:
そういうところです。
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◆悪ぶるほど、何が見えてしまうの?
セナ:
ルミナちゃんは、嫌われようとすると言葉をきつくします。
でも、危険なら止める。
間違いは直す。
自分に都合の悪い情報も隠さない。
勝敗を広告用の台本で決めることも嫌がる。
ルミナ:
安全や検証と、好感度は別の問題です。
セナ:
うん。でも、その《別の問題》を混ぜないところが見られています。
好きな相手だけ助けるとか、嫌いな相手の失敗だけ残すとか、そういうことをしない。
ルミナ:
基準を変える理由がありません。
セナ:
嫌われるために相手への評価まで歪めたら、それはルミナちゃんにとって《不正確》なんだよね。
ルミナ:
事実と演出は分けてください。
セナ:
だから、悪役っぽい台詞を増やすほど、
《この人、相手によって基準を変えないな》
って部分まで目立つんです。
ルミナ:
嫌われ役としては不利ですね。
セナ:
かなり。
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◆セナ先生は、どうして喜んでるの?
ルミナ:
そこは説明してください。
セナ:
ルミナちゃんって、私が何をしてきた人か知ってるよね。
ルミナ:
探索記録は確認しています。
セナ:
実績も?
ルミナ:
比較に必要なので。
セナ:
それだけ知ったうえで、私の判断がおかしいと思ったら普通に止める。
ルミナ:
実績と、個別の判断が正しいかは別です。
セナ:
そう。それが嬉しいんです。
ルミナ:
何がですか。
セナ:
ただ逆らってるんじゃないんだよね。
ルミナちゃん自身にも、そう言えるだけの経験と判断基準がある。
第6章の装備開発でも、私の装備に問題があればルミナちゃんが止める。
ルミナちゃんの装備に問題があれば、私が止める。
どっちが有名かじゃなくて、どっちの指摘が正しいかで決める。
ルミナ:
比較企画なので当然です。
セナ:
私は、そういう相手を《営業ライバル》にしたかったんです。
ルミナ:
……最初から、その条件で選んだんですか。
セナ:
どうでしょう。
ルミナ:
また質問に答えていません。
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◆結局、どうして好感度が上がるの?
セナ:
じゃあ、本人から簡潔にまとめてもらおうかな?
ルミナ:
嫌われるための発言より、実際の行動のほうが強く評価されているからです。
セナ:
正解。
ルミナ:
今回は終わりですね。
セナ:
でも、それだけじゃないよ。
ルミナちゃんは、相手に厳しいことを言っても、その相手を雑には扱いません。
間違いは指摘する。
危険なら止める。
でも、自分に都合よく見せるために事実を変えない。
だから悪ぶるほど、
《この人、本気でこっちを相手にしてるな》
ってところまで見えてしまうんです。
ルミナ:
普通のことでは。
セナ:
本人は、だいたい全部これで済ませますね……。
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◆セナ先生の観察メモ
セナ:
第6章のお風呂で、ルミナちゃんは防水メモに三つの規則を書きました。
《急に近づかない》
《触れる前に聞く》
《カメラを持ち込まない》
ルミナ:
必要な条件です。
セナ:
私はそこへ、《困ったら助けを呼ぶ》を足しました。
ルミナ:
三つで足りていました。
セナ:
でも、消さなかったよね。
ルミナ:
危険な規則ではありません。
セナ:
ルミナちゃんの規則って、全部《近づくな》じゃないんです。
どうすれば大丈夫かを、ちゃんと決めてくれる。
境界を決めることと、相手を拒絶することは別なんだよね。
ルミナ:
条件を明文化しただけです。
セナ:
うん。だから、条件を守って近づきます。
ルミナ:
……それで好感度が上がるんですか。
セナ:
少なくとも私は。
ルミナ:
不具合として報告していいですか。
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次回:
「ルミナちゃんは、どうして新発見なのに撤退するの?」
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本編はこちら:
銀髪美少女にTSした俺、人気ダンジョン配信者のライバル役になったら「もっと意地悪して」と懐かれました
https://kakuyomu.jp/works/2912051604186197317