私がエレーナたちの物語を書き始めたのは、自分が知っている貴族社会で、公爵令嬢ものを書いてみたかったからです。
公爵令嬢ものは、いま一つの型になっています。お茶会や寄宿学校といった、英国に実在したもの。そこに、断罪や、爵位順で役職が決まる生徒会といった、物語としての約束が重なっています。
私が読んできたフランス文学とロシア文学では、貴族社会の中心はサロンでした。会話が席を作り、席が人の位置を決める。フランスやロシアなどの大陸型の貴族社会です。私が知るのは、そちらでした。
公開はまだ先になりそうですが、できる限り、誠実に描いています。読んでいただけたら嬉しいです。
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追記。長い道のりでしたけど、なんとか完結できました。