「吾輩はコボルトである」はもともと一話で完結する話だったんです信じてください!なのでアルバトロスは本来アルバだったんです。カタルーニャ語、スペイン語、イタリア語で「夜明け」「日の出」「暁」を汲んでアルバと命名しました。最悪な夜を乗り越えて朝日を浴びるような夜明けって意味で。オルトロスはフォルトゥナかオルトスかフォルナトゥ(※フォルトゥナずっと空目した結果)で悩んで、オルトロスにしました。それから団長と名前お揃いにしたら面白そうと先に名付けたのがアルバで、オルトロスは貰った名前に合わせた形にしました。名付け終わった時「お揃いじゃな!」とか言い出します。アルバは渋面を作りますがお揃いぽい名前に関しては満更でもないんですよね。
団長ズは不老不死なのかと言われたら否です。
オルトロスは最早呪術の域に到達している復元魔法を解呪したら死にます。止められていた肉体の時間が急速に進むので、骨すら残らなさそう。
アルバトロスの方は最早キマイラ状態なので不老ですが、長寿なだけなので致命傷負えば死にますし、老衰でも死にます。お互いジジイになっても笑い合うような二人です。割れ鍋に綴じ蓋みたいな感じ。
この話はこれにて完結となります。読んでくださってありがとうございました。
「ローコー亭メンツ明らかにモブじゃないのに終わるのかよ」と思われそうですが、そもそもあの二人は別作品の主役担当なので……シェアードユニバース的なやつです。そのうち書けるといいな。
追記
今知ったんですけどオルトロスってギリシャ語だと夜明けを意味するんですね!?
最悪を乗り越えた証をお互いの名前に刻んだのかお前ら…そうか…。