アメリカは、頭では「攻撃せよ」との指令を理解していたが、心の中はざわめきが止まらなかった。
しかし、淡々と無線のやり取りをしているイギリスや中国を見ていて、自身のしなければならないことを自覚させられた。
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「俺の名前なんて聞いてどうする?アメリカ」
「地球を救う英雄の名前を知りたい。きっとどの国も思っているはずだ」
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「人間が見えない壁を突破したようじゃ。これで最後じゃ。時間がない。ありがとう。本当にありがとう。カメ子にもカメ婆にもよろしく伝えてくれ」
それがカメ爺の最後の言葉になった。
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「カーメルちゃん。そのカメ婆に伝えてくれないか」
「カメ婆に?」
「ああ、カメ爺や、カメ爺と一緒に戦ったカメムシたちがいたから、宇宙船を破壊し、一つ目を倒すことができたんだ」
第66話 侵略者~ 大っ嫌いだアメリカ。。。3/3
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