おめでとうございました。
旧年はお世話になりました。
あんまり創作活動としては目立った成果を出せていないのですが、なにげなく開始した新作『怪事警察S.U.C.I.D』がいままで書いた中では順調に読まれているということで嬉しく思ってます。
いつかこの作品について詳しく語ろうと思ってなあなあになっていたことを思い出し、今回あらためてきちんと語ります。
もともとこの作品の原型は2024年9月ごろに柴野いずみ様主催の匿名競作企画「匿名男女バディ短編企画」(※現在削除済み)にて、突発的に校了した作品です。当時は「怪事警察24時」というタイトルで掲載し、書籍化作家様も集まるなかでぶっちぎりの一位を獲得した名誉作品です。
設定の重厚さと本格警察物っぽいプロセス、そして祝詞を複写したお祓いシーンなどとギミック・ガジェット満載の短編で、ルビ・改行含め5,000字以内というレギュレーションを上手く使いこなしての成果でした。ちなみに匿名競作のなかではこれ以降、あまり良い結果が出てません。まぐれの実力です。
当時の原稿はこちら(https://ncode.syosetu.com/n4812ld/)で読めるようにしてますが、おわかりの通りほんの数点の設定アップデートを除いては現行連載の第一話と全く同じものです。
実はこの作品には前身となる作品があります。
『超常捜査官:岐庚 〜アサルト・オン・ヤオヨロズ外典〜』(https://ncode.syosetu.com/n9619gx/)という二次創作作品がそれです。当該作品は友人でもある金精亭交吉氏の作品『アサルト・オン・ヤオヨロズ』(以降AoYと省略)の世界観を拝借し、私自身の独自解釈で拡張したスケールで展開した連載小説です。完結済み。
設定や背景に類似が多いですが、丸ごと流用したわけでもなく、多くの設定はオリジナルにつくられたものです。
ただ、わかるひとにはなんとなく「ああここはね」と思われるような部分がいくつかあるのは事実です。もしかすると意図せず原作者の作品と類似した部分もあり、申し訳ないながらもずらしは意識しております。
ただ、書かれた時期の都合上時代背景が異なることや、作品のコンセプトが全く違うことは(いちおう過去に原作者と話し了承は得ていることですが)いまのうちにこちらで書いて残しておこうと思います。
とにかく、怪事警察はそのような奇跡的な積み上げのうえで成立している不思議な作品です。
ただ、同時に怪事警察を書くためにあらたに取材したり読み込んだりした資料も数しれずであり、当時とは比べ物にならないくらいには警察の公開資料や刑法、ほか陰謀論国際政治論経済論犯罪心理学民俗学と渉猟しての制作となっており、なかなか目が回ります。せめておもしろいものになっていればさいわいです。
そのうち裏設定の部分も近況ノートにちらっと書くかもしれませんが(SNSではちらほら語っていた時期がありました)、それはまた別の機会に。
▼怪事警察S.U.C.I.Dはこちら
https://kakuyomu.jp/works/16818093085917175274