ドミネクォヴァディス 石山合戦記記
第23話 情けは人のためなのさ
3月17日1時公開予定です。
今週は当方の本業の関係で更新が
少ない予定でご容赦ください。
第22話から続く越前一向一揆編で
長くなっていますが。
1575年、越前の一向一揆の支援に入った
お菊、おいち、お凛ですが加賀一向衆から
越前に派遣された七里頼周にうんざりします。
武勇に優れるも横暴で自分に逆らった越前門徒衆を
鎮圧処刑するなど越前の門徒衆からも不評でした。
石山本願寺の下間頼廉からも七里の
更迭解任を求める声も上がりますが織田信長の
動きに本願寺は追いつけません。
しかし甲斐の武田信玄の後継者の武田勝頼が
先に織田信長、徳川家康に対して動きました。
加賀越前一向衆の七里らもその隙に美濃侵攻を
企て大急ぎで準備を命じます。
お菊らは準備を整えようとしますが
越前衆の支援が受けられず兵糧も鉄砲も困窮します。
そのような時に門徒衆の京の豪商と
越後の豪商から支援を受ける事に成功し
お菊らは何とか体制を整えます。
しかし京の豪商、中川屋の代理の 藤畑伝六 に
お凛はこの男が坂本京銭を大量に持っていたのに
明智光秀の気配を感じていぶかります。
お菊もこの男に何かを感じますが
背に腹は帰れません。
越後の豪商、春日屋が加賀尾山(金沢)御坊に
入ったと聞きお菊らはお礼に行きますが
ここの女主人の 阿虎 に気に入られます。
が、阿虎から越前衆では信長に勝てないので
加賀経由で越後の上杉軍の配下に入るか
大阪石山本願寺に戻った方が良いと
アドバイスを受けます。
お菊は阿虎に何かを感じますが
お菊らが迷っているうちに
三河長篠で武田勝頼が信長と衝突しますが
勝頼は信長の鉄砲隊の前に
たった1日で壊滅的大敗北します。
信長は勝頼を破ったそのままの勢いで越前に
取って返しお菊ら信長との戦闘に巻き込まれます。
お菊らに立ち塞がったのはあの因縁の
明智光秀と越前衆の七里に対する
強烈なしっぺ返しでした。
お菊たちは右往左往します。
表紙は春日屋の女主人の 阿虎 上杉輝虎 です。
私の最初期の作品 越後の虎 も
最近良く読まれているようで何よりです。