――これは『捕らえた聖女の目が死んでたので正体隠して面倒見る』が書籍化されるまでの舞台裏である……!
※編集さんに許可をもらっています。
※もちろん脚色しています。
※でも概ね事実です。
※毎週金曜に更新、全4回!
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それは私が京都の某所にある珈琲が美味しいと評判の喫茶店で、よりにもよってチャイを頼んでいた時のことです。(チャイもめちゃくちゃ美味しかったです。)
熱々のチャイを冷ますまでの間にスマホを見ておこう……と開いたら、新着メールが。
メールタイトルは「企業様からのご連絡」。
小説投稿サイト経由での出版社様からのご連絡は、これまでにも何度かいただいたことがあります。
なぜなら、今まで刊行してきた作品は小説も漫画も全て、投稿サイトからの拾い上げだからです。(公募にチャレンジもしていますが毎回落ちてるよ!)
ゆえに私は全く取り乱したりせず、決して「わーいコミカライズかな。書籍化の打診かな。ひゃっほ~!」などと内心で叫ばず、着席して即行で空にしたグラスの水をすかさず注ぎに来てくれた心優しき店員さんにさえ訝しまれるようなニヤニヤ笑いなど全然浮かべず、努めて冷静に大人の余裕でメールを開き、出版社名を確認しました。
「株式会社KADOKAWA 角川スニーカー文庫」
嘘やん、と思いました。
だって角川スニーカー文庫です。
もぐり(?)の私でも知っている、ラノベと言えばの有名レーベルです。
しかし「えらいところから打診が来た」以上に驚いたのは、「確かスニーカー文庫って男性向けレーベルだった気が……」という点です。
私は小説を書く時、そこまで読者層を意識していません。いつもノリと勢いと性癖に基づいて書いています。
けれど概ね「蝶と戯れ花に笑う純真可憐なる乙女たちが主な読者さんであろう」と想像しておりました。
なぜなら今までの刊行作品は女性向けレーベルだし、異世界もの恋愛ジャンルは女性読者さんが多いイメージもあるし、ゆえに「自分は女性向け恋愛ラノベ作家である」と自認していたのです。
そこに来て、スニーカー文庫さまからのお声がけです。
もしや別の作家さんと間違えていらっしゃるのではあるまいか……と、恐る恐るメールを読み進めれば、作品への感想が長文で書いてありました。
めっちゃ褒めてくれとるー……。
こうして、まだ見ぬ担当さんに早々に籠絡された私は(褒め言葉に弱い)、チャイを飲んで六角堂をお参りして四条のイノブンに行って鴨川を眺めて家に帰り、さっそく「ぜひ一度お話を伺いたく……」と返信しました。
~裏話②:「打ち合わせする」に続く!~
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こんな感じで企画が始まった書籍版、どうぞよろしくね!
サイトはこちらです ↓
https://www.kadokawa.co.jp/product/322606001160/
今回の近況ノートでは、本に収録されるフルカラーな口絵のうちの一つ、夕暮れの花畑でキャッキャウフフの図を公開!
みんな~! シェリネに抱き着かれて照れ照れしている角あり黒髪ボーイこそが表紙にはおられなかった主人公・みんなのヴァルディさんだよ~!
ちなみにこのシーンでは可愛い顔をしているヴァルディさんですが、あるシーンの挿絵では本当に悪い顔をしておいでです。残虐非道な炎の悪魔みたいな表情をしています。書籍イラストではそんなギャップも楽しんでね。
次回の活動報告では口絵その2を公開します。お楽しみに!