伍代 武四郎(ごだい たけしろう)
1942 年熊本県出身。父親は造船会社社員、母親は元・旧制中学教諭。 3 歳で竹刀を握る。GHQによる戦後の剣道禁止の中、自宅近くの禅寺の本堂で剣道を秘密裏に習う。剣道が再開できる環境になり、神社にある剣道場に入門する。
剣道場では宮司である師範のもと、厳しい指導を受ける。剣道の腕を見込んだ宮司により、小学生から中学生の夏休みは社務所で生活し、朝から晩まで稽古や神道の修行をする。この時の生活や旧制中学校で薙刀を指導していた母親の存在が、後の剣道人生、監督人生に多大な影響を与える。
1958 年、魁武館学院高等学校入学 剣道部入部、主将を務め、卒業後は熊本県警に入庁。交番勤務、警察学校指導教官補佐などを歴任。警察官剣道全国大会で優勝、社会人剣道での強豪選手として名を馳せる。
1977年からはOB指導員として職務の休日に魁武館学院剣道部の指導に当たる翌1978 年に警察退職し、剣道部助監督に就任。1979 年、前任者の退任により、監督就任。道場隣接の住まいを引き継ぐ。1980 年には早くも全国大会初優勝。以降、スパルタ指導と厳しい規律の寮生活で部員たち常勝を築く。1996年に隣接する自宅を改築。旧宅はその後倉庫として利用される。