こんばんは。タカテンです。
本日のお昼に拙作『モブキャラな僕が、アホ可愛い系ヒロインのタイムループに巻き込まれた件』https://kakuyomu.jp/works/16818792439950155978が無事完結いたしました。
おかげさまで最後までお読みいただいた皆様から感想や☆評価などをいただいております。
本当にありがとうございます。
昨年のカクヨムコンに出した『高校生が五万円でやったこと』https://kakuyomu.jp/works/16818093082801407192は完成から半年ほど寝かせた後に推敲して完成度をあげた作品だったのですが、今回は五万字ほど書いたあたりで忙しくなって放置し、そうこうしているうちにカクヨムコンが始まってという、僕にしては結構リアルタイム執筆に近い小説となりました。
ただ、その割にはいくつか大きなボツもあり、最終的に書き上がったのが昨日の1月31日の夕方……と思いきや、どうにもラストに満足が行かず、一晩眠った後に「やっぱり変えよう」と今朝の6時頃に最終稿になるという、リアルタイム執筆なのにこんなに何度も書きなおしてていいんか?って感じの執筆だったりします。
というわけでせっかくですから、ボツのいくつかを紹介しておきます。
ここからはネタバレなので、まだ読んでないよぉって人は遠慮してね。
ボツ1,久保嶋BSS展開
甘酒さんと各務君がループから抜け出すために付き合い始めた時に、久保嶋君が各務君を屋上に連れ出す話(第24話:甘酒さんの本気)ですが、当初は久保嶋君が各務君をぼこぼこにする予定でした。
「お前なんかが侑ちゃんと付き合うなんて生意気なんだよ!」みたいな感じで。
んでもって対する各務君も最初はボコられまくるのですが、途中で何故か気が大きくなって「甘酒さんが選んだのは久保嶋君じゃなくて僕なんだ!」と久保嶋君を挑発。
おまけに「久保嶋君みたいなのを僕たちはBBSって呼ぶんだ。僕(B)の方が先(S)に好き(S)だったのに、ってね」と余計な一言を言って、逆上した久保嶋君に袋叩きにされて大怪我を負い、久保嶋君は退学してしまうという今から考えたらとんでもない展開でした。
でもこれ、書いてるときはえらくノリノリだったんだよなぁ。5千字くらいあったし。
翌日になって「さすがにこれはないな」とボツにしました。
本編ではこの辺り180度くらいガラッと変わりましたが、おかげで久保嶋君の「陽キャだけど優しいお人好し」なキャラが確立できたなと思ってます。
ボツ2,各務君告白失敗展開
これまたループから抜け出すために甘酒さんと各務君が付き合うシーンなのですが、当初の予定では甘酒さんの演技を本気だと勘違いした各務君が告白して玉砕するという展開でした。
正直、一般小説においてはそれもアリかなと思うのですが、ラブコメにおいて告白失敗は読者の期待するものじゃないと考え直してボツに。
これに関してはあれやこれやと幾つものチューニングを試して、結果として本編の形になりました。
なので最後のループが「自分が好きになった各務君に告白されなかったから」という理由で起きたというのは、この変更によって生まれた設定となります。
また自分の命を賭けてでも各務君に好きと言ってもらいたかったという、甘酒さんの芯の強さを感じさせる恋愛観もこれによって生まれて、僕としては気に入っています。
ボツ3,海に行こうよラスト
1月31日の夕方に書いたラストシーンを恥を忍んでここに残しておきます。
↓ ↓ ↓
さすがに言えない、せっかく手に入れた主人公の座を大時計に奪われたような気がしたなんて、あまりに情けなさ過ぎて言えるわけがない。
「……って、甘酒さん!?」
といきなり甘酒さんが僕の頬にキスしてきた。
「はい、これで嫉妬無し! 順番が違うとか言われても困るからやめてね。ほら、が―君にはこの可愛い侑ちゃんが頬擦りまでしてあげたんだから、総合的に見たらが―君の方が上! てか、私の彼氏なんだから当たり前でしょ!」
彼氏……そうか彼氏なのか、僕……。
あ、ってことは……。
「ねぇ、甘酒さん」
女神(甘酒さん)からの祝福(キス)をうけて、改めて主人公……しかもラブコメの主人公になれた今の僕がやるべき提案は、ただひとつ。
「今度、海に行かない?」
おわり
↑ ↑ ↑
なんでこれでいいと思ったんだ俺よ(笑)
もう煮詰まりまくって何がいいのか悪いのかよく分からない状態になっていたのがよく分かります。
多分ラブコメには水着回がつきものだから、ラブコメの主人公になったんだから、という理屈なのでしょう。
が、こんな唐突な終わり方でそれが伝わるとは到底思えません。ホント反省しろ、俺。そしてよくぞ書きなおした、俺(自画自賛)。
というわけでこんなボツがありましたとの報告でした。
こう見ると今の形は本当に奇跡ですね(笑)
それではまた。