無断天災が完結しました
けっこう思いつきで書き上げた短い話ですがうまく纏まっていたと思います。
頭油は全ての元凶ですが彼は罰せられることもなく、設定では数々の悪運に恵まれ晩年は介護ロボットに囲まれた不自由ない最期を迎えています。
しかし、あの後は分断や人種差別を煽る投稿を続けネットではある種のインフルエンサーとして扱われていたようです。
頭油に限らずこの小説の登場人物は人類滅亡という悲劇に見舞われながら、名前のある人物はだいたい幸福な末路を迎えています
天象コードを開発した李天翔は莫大な資産を得て英雄扱いされましたし、キースは最後の人類として望みを叶えた後に息を引き取りました。
ちなみに彼のキャラクターは小説版リングの高山竜司の発言が元ネタですが名前は遊戯王のキャラから取ってますね。
キャラクターに対しては各々の描写は少ないながらもそれぞれ個性が出ていたので嫌いではないですね。
天象コードについては情報生命体なのか、あるいは宇宙人の文明が作った兵器なのか不明ですが、作中では断言せずに各々の解釈に委ねる形になりました。
これはまた人間を軽く洗脳したり特定の行動を取らせたりするものの強制力自体は低いため、人によっては意味のない記号として捉えるでしょう。
そしてこれはかつて古代人と何らかの接触があったのかを匂わせる描写を入れています。
モヘンジョ・ダロがかなり進んでいた文明ながらも核戦争で滅んだ疑惑などがあるため、そこら辺も絡めて考察すると面白いかもしれませんね。