アレルゲン・ハント(サブタイ略。笑)、
無事に完結しました!
沢田のはじめての完結作品になりました。
最後まで時間を割いて読んでくださった読者の方に、深く感謝申しあげます。🙇♂️
事の発端は、蕎麦屋に行った時のこと。
蕎麦を注文しながら、『蕎麦を食べて死にかけた』蕎麦アレルギーの友人のことを、ふと思い出したのです。
現代人は、誰しもが何かしらのアレルギー疾患を持っていると言っても過言ではありません。(私自身、ハウスダストや花粉症持ちです…)
そんな日常生活に潜むアレルギーを題材に、何か物語に昇華できないかな〜と思案したのが、本作でした。
思案の末、『超アレルギー体質の主人公と、振り回されるヒロインはどや!?』という、少しのミステリー要素を絡めたラブコメ路線でいくことにしたのはいいのですが、途中から脱線した感が否めなくなりタイトルとキャッチコピーを途中で改変。笑
ですが神構成(自賛)のおかげで、なんとか大団円になってひとまずはほっとしています。
少しでもお楽しみいただけてたなら幸いです。🥹
以下から作中キャラについて私の思うところなんかを、つらつらと書かせていただこうかと思います。
【 主人公・優磨 】
『普通』を夢見ながら日々を生きていた彼の、『普通』に生きることの難しさを笑いに交えていけたらいいなと思って、コミカルになるように真面目に書いてました、当初は。笑
颯真の登場によって、様々な葛藤と戦いながら花音と向き合う姿を描(えが)けていたらなぁと思います。彼の視点で話が進んでましたが、『アレルギー発症のせいで不在になる』という欠点も発覚したため、群像劇にならざるを得ない感じに。結果いい感じに転がしていけたのでよかったです。
他者評価は真面目で人畜無害そうなのに、片思いの好きな子のことを心の内で呼び捨てにしてるような子なので、普段から結構どぎつい妄想かましてそうで好きです。でもさ、思春期真っ只中の男子高校生なんてそんなもんだよね? ね? そうだよね??
【 ヒロイン・花音ちゃん 】
かわいい。とにかくかわいい。彼女にしたいくらいかわいい。でもかわいいだけじゃなくて、女子高生らしい心情の機微なんかを表現したつもり……です!
颯真に告白されて、水泳大会で颯真の泳ぎを見守ってる↓のシーンとか。(第30話)
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もし、もしも――
私が「好きです」って答えを返したら。
こんなふうに全力で頑張ってくれる彼が、これからもずっと隣にいてくれるのかな。
頭の中で、そんな都合のいい未来を想像してしまった。
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ちょっと揺れてるのがね、いいですよね。颯真は顔が良くて優しいから。そんな人の彼女になら、なりたいと思っても不思議じゃない。でも花音は『自分の気持ちに嘘はつけない』って帰結するのがえらすぎる。
そして後日譚では、彼女自身の将来についても少し匂わせました。人生って、人との出会いや経験から自分のやりたいことを決める……そういうのの積み重ねですよね。芯の強い女の子だ。いい
【 恋のライバル・颯真 】
当初のプロットにはいなかったキャラだったので、当て馬的存在にしようかな(ひどい)と目論んじゃっていました。ですが、彼の存在なくしてふたりは結ばれなかったのでは……と思うほど、物語の推進力になりました。失恋を乗り越えた彼は、ますますいい男になるんじゃないでしょうか。
【 GJお兄ちゃん・蓮 】
この人……本当にやばい。ありとあらゆる『兄沼』に溺れてきた私がいちばん好きなタイプの『お兄ちゃん』です。口が悪くてぶっきらぼうだけど、優しくてセコムなお兄ちゃん。ちゃんと一定の距離は保ちつつ、大事な妹を見守ってるってのが……あぁもう、好き。作中でもいちばん仕事しましたからね。(主観)
なかなか素直になれないけど、優磨と花音をこれからも監視……いや、見守っていくことでしょう。
【 親友枠:エノキ・芽以 】
エノキのネジがぶっとんでる理由は、後日譚で明らかになりました。(というか、明らかにしました)
最初はほんとにネジぶっとんだキャラのつもりだったんですが、背景考えて納得のいく方向に掘り下げてああなりました。あの突拍子のない行動の裏には……ってやつ、オタク全員好きだからね。(クソデカ主語)
芽以ちゃんもいい仕事してくれました。親友ならではの目線で花音の恋を応援してて、後日譚の芽以回ラストは色々含みを持たせましたが……あとは想像にお任せします、といった具合で!
【 保健室の女神・酒匂先生 】
一貫して一歩引いて見てる立場でした。『女神』の二つ名を活かせてたかは微妙ですが(笑)、大人のお姉さんな感じを出せてたらいいな〜、と!
蓮と酒匂先生のだべりシーン、結局最後でしか書けませんでしたが普段からあんな空気感です。笑
【 優磨のおかん 】
(なぜ?w) いや、おかんだってめっちゃ大変だよきっと…… 普通じゃない息子に普通のことをさせてあげたいと願うのがどれだけ大変なことか。給食なんかも特別対応だったろうし、食べ物にも細心の注意を払わなきゃで手作りのお弁当持たせてさ……いやぁもうほんとにアレルギーっ子の親御さんは素直にすごいと思う。(ちなみに、『手がかかりすぎる』という理由から、優磨はひとりっ子です。)
それから、作品と作中に関わる割とどうでもいいあれこれを。
【 投稿時間 】
一貫して 7:08固定でした。
『世界アレルギー疾患の日』(=7月8日)に由来してw
【 優磨 と 颯真 】
対比暗喩とか、そういうの大好き侍なので……
陰キャ・優磨とは真逆の、陽キャ・颯真というキャラを文字通りあらわしたかったのです。
青木 優磨 ⇔ 赤坂 颯真
『青』に対して『赤』。
『木』(動かない)に対して『坂』(勢いのあるイメージ)
ゆう『ま』、そう『ま』。響きは似てるけど、真逆のふたり。
【 終盤に出てくるメタファー:金木犀 】
現実世界においても本文を書いてた10月下旬頃と物語のラスト(10月下旬)がリンクしてて、大変エモかったです。匂いと記憶って結びつきが強いと言われますから、今後金木犀の匂いが漂ってくるたびに優磨と花音のことを思い出すわけですね〜
【 全体の所感 】
全体的に章ごと5〜6話をキープしつつの展開ができてて、
我ながら神構成だなと思わざるを得ません。(自賛)(2回目)
プロット段階では短編でさくっと書き切るつもりが、気づいたら19万字に膨れ上がってました。まぁそんなこともある。(ねぇよ)
最後の最後までいちゃいちゃがないラブコメに、書いてる本人は非常にモダモダしておりました。10万字を超えたあたりから「なぁ……お前ら早く〇ッ〇〇しろ」などの妄言を吐き散らかしておりました。さいていです。
以下は、作品のキャプションに書いた文言です。
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作中に登場する「アレルゲン」「アレルギー描写」は、すべてフィクションです。
安心してくしゃみしてください。
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読者の皆様方におかれましては、安心してくしゃみしていただけたのではないのでしょうか。(雑)
そうであることを、切に願っております!
沢田 マツリ
