こんばんは、鈴乃音 戌です。
「すぐれた文学はごま油みたいなもの」。
「苦悩の万力で壊れるまで締め付けると文学が絞り出される」。
ミームか何かで聞いた表現ですが、鈴乃音としては物書きは彫刻をイメージします。
大枠から大まかな形を削り出して、丁寧に精緻な部分を彫り込んで、彫り込んで。
一部分だけでも完成できるし、全体を仕上げるには途方もない労力が必要だけれど、ちまちまと彫り上げていく。そんな彫刻。
頭の中のイメージを形にするという意味でも近いのかな。
そして、凝り始めると永遠に完成しないものでもあると思ってます。
一度仕上がったものでも、これで良いのかと何度も見直してしまう。
今非公開で書いている作品も、何だかそんな感じのものです。
公開してしまったら、その作品はそこで一時的にも”完成”してしまう。登場人物たちの世界が”確定”してしまう。
それなら、中途半端ではなく最後まで仕上げてからにしたい。
だからつい、どの作品もお蔵入りさせてしまうんですよね。
えいやと公開できる方々は、本当に凄いといつも思いながら作品を読ませて頂いています。