スヴェンの過去編、第15章をさくっと振り返り!
空軍本部への潜入作戦を聞く中で、サラはスヴェンの眼帯で隠されていた目が紫色だということを知る。
スヴェンは一人、過去を思い起こす。
十歳くらいの頃のスヴェン。彼は親に売られ空軍の実験施設にいた。そこで出会ったのがジェイ。そして「11464番です」と管理番号で名乗る不気味な少年と黙って何も話さない燗流。四人とも被験者であり、片目を他種族の物に入れ替えられていた。
ある日、空賊ダミアンが施設を破壊し被験者の子どもたちを救い出す。11464番は自ら残ることを選んだが、スヴェン、ジェイ、燗流は久々に外へと出る。脱出した子どもたちは家族がいる者は実家に、いない者は孤児院へと連れていかれた。その孤児院は他種族同士の交流という禁忌を侵した違法な施設であった。しかし大人たちは優しく、教育は行き届いておりスヴェンにとっては心安らぐ幸せな居場所だった。
スヴェンが孤児院からの旅立ちを考えなくてはいけない歳になった頃。施設が空軍に破壊された。マイリ、ジェイ、スヴェンは偶然隠れていて無事。燗流は行方不明。彼ら四人以外は亡くなってしまった。スヴェンたちは、燗流が実は空軍のスパイであったと助けに来たダミアンから衝撃の事実を聞かされる。
スヴェンは空軍の行いが許せなかった。ジェイが空軍の研究施設から盗んだ資料を利用した論文を書いたことに激怒し、彼とまともに口も利かなくなる。スヴェンは復讐のため空賊の道へと進む。マイリはそんなスヴェンが暴走しないよう見張るため、同じ船に乗る。
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