はじめまして。瑞木生弥(みずき いくみ)と申します。
私の処女作である『貞操逆転世界で悶々とする学園生活』が完結しました。
小説を書いた経験どころか、物語を作った経験も今回が初めてです。無事完結できてよかった……!
現代の面白い娯楽に溢れた世の中で、そんな素人の書いた拙い文章の拙い物語を読んでいただいたこと、そして身に余る評価をしていただけたこと、何よりも幸福でございます。本当にありがとうございます。
このような感謝と、他にも面白いものがたくさんある中で時間を使っていただいているのに下手なものを届けてしまったという申し訳なさを語り出したらキリがありませんのでこれくらいにして。
せっかくなので、本作のテーマや本作の立ち上がり、影響を受けた作品、実際に執筆してみてどうだったのかなどを語りたいと思います。
まず、本作はロバート・キーガン氏の『成人発達理論』というものをテーマとして貞操逆転世界を描きました。
『成人発達理論』とはざっくり言いますと、大人になってからも人は成長し続けられるんだぜ! って理論です。
そして人の成長には、自分中心 → 他者・集団中心 → 自己主導 → 自己変容というステージがあるんだぜ! っていうのがこの理論で示されています。
キャラクターには、他者・集団中心 → 自己主導のステージを踏ませることを意識していました。
ちなみに『成人発達理論』をテーマにしたのは2章の学園祭編を考えているあたりで、テーマになるじゃん! と後付けでテーマにしました。最初のほうはテーマを用意しないとなー……程度の感覚でした。
そして、貞操逆転世界と能力についてです。
貞操逆転世界というのは小説というか物語を作ってみたいなーと構想していた当時に目をつけていたジャンルです。
このジャンルでは女性は活発で性的欲求が強く、男性はそういった女性を嫌悪、作品によっては恐怖しています。
でも恐怖なんてするかー? と私は考えました。
だったら恐怖させるには? と考えたのが女性のみ能力を持つという設定です。
心の成長で能力も成長するという設定が前述のテーマと上手く噛み合いましたね。
影響を受けた作品です。
本作は、Qruppoというアダルトゲームブランドのエロゲ、『抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか?』にめちゃくちゃ影響を受けています。
一文目が『それは、一振りのバイブであった』というのはこの作品を意識したオマージュというかパロディです。
そして、『鵺の陰陽師』と『淫獄団地』を参考にマリアージュして本作が出来上がっています。
実際に文章にしてみて。
元々パロディやセルフパロディが好きでしたが、執筆しているうちにセルフパロディを多用しまくりたくなったため、セルフパロディをあちこちに散りばめています。これはプロットの段階ではわからなかったものでした。
プロットの段階では分からなかったものといえば、プロットは浅くて自信がなかったのに書いてみたらいい感じの出来になったものや、逆にプロットでは展開もギミックも自信があったのに文章にしてみたらイマイチだったというのもありました。後者に関しては読んでもらっているのに申し訳ないという気持ちです。
執筆について。
私は社会人なので、仕事や人生の合間に本作品を執筆していたのですが、時間が取れない時期はまー書けない。
完結の見通しが立ってから書き始めているので、完結させるつもりではいましたが、ここまで時間がかかる想定ではありませんでした。
お待たせしてしまい申し訳無いです……。
書くべきか迷いましたが、AIにはかなり助けられました。
表現や言葉が出てこないとき、文章が気に食わないとき、科学的にギミックが通るか不明なとき、聞けばアイディアを出してくれるし校正してくれるんですね。
ただ、ストーリーについては完全に私の頭の中でつくられたものです。ディティールをAIと一緒に詰めている感じです。
まとめると、頭の中にあったものをこうして最後まで形にできてよかったということです。
さて、長々と書きましたが、あとがきは以上となります。
次回作の構想等は一切ありません。
執筆中に別作品を書きたくなるみたいなのはなかったので……。
また落ち着いて頭の中にアイディアとかトンチキとかが溜まってきたら書き始めるかもしれませんね。
改めて私の作品とあとがきを読んでいただきありがとうございました。
ではでは。