• 詩・童話・その他
  • エッセイ・ノンフィクション

終わりが近いようです

 ※不快な内容は含みしかも文章として芸術性は存在しない近況ノートとなっております。ご了承下さいませ。

 私は近日中に恐らく去ります。カクヨムさんをということではなくもっと広い意味でです。明言は出来ませんが。
 原因を説明するのは野暮ったいので軽く実生活上の問題について自分語りさせていただきますと、様々な要因によりすり減らしては継ぎ接ぎしてを繰り返してきた精神と、そこから端を発した金銭苦がもうどうしようもなくなってしまったからです。要するに能力も運も何もかもが足りなかった人間が呆気なく消えるありふれた三流の話です。私は過去一度無様に失敗しておりますが今度は多分確実に消えるでしょう。
 率直に言うと色々と悔しいし心残りも多いです。私の尊敬するミュージシャン達の様に27か28が目標でしたから。そんな気取った話は抜きにして、人並みに誰かを真っ当に信じたり愛したりしたかったし信じてもらいたかったし愛されたかった。
 しかし、業務、勉学、運動、芸術といった才能は元より、人間らしくある才能が致命的にかけていたのです。自我の一部を型抜きでそれらしく仕立てるといった不誠実な行為を繰り返しては空回り、人間らしさに対する羨望と承認欲求だけは肥大化して今日の破滅にいたりました。一等どうしようもない人非人です。
 心残りはまだあります。私がとうとう他責の精神を捨てられなかったことです。精神やメンタルの面でいわゆるグレーゾーンでなければ。貧困寄りでなければ。明らかな筋違いにも関わらずこういったことを考えてしまいます。こういった考えを持っていることを含め多様な人に多様な謝罪をしたいのですが、もうそれすらも叶いません。ちゃんと謝罪が謝罪の体を成し、ごめんなさい自体が迷惑にならない内はまだ良いのです。しかし私はそういう段階を突き抜けてしまいました。
 私の幼少期からの短命願望はとうとう徒花として開花することになりそうです。馬鹿みたいでなく実際馬鹿なのですが辛いし恐いし悔しいです。
  

 私の「詩」や「エッセイ」どころか「作品」とすら自称するのがおこがましい群を読んで下さった皆様ありがとうございます。とりわけ、具体的なご氏名は出せませんが、毎回とても素敵な短歌でコメントして下さった方やしばしば応援して下さった方には感謝してもしきれません。中にはカクヨムを既に去られた方もいらっしゃいますが感謝しております。私にはろくな文才の芽すら無い様ですが、努力せずとも素敵な方々や作品に出会える運があることだけは救いです。
 本当のギリギリまで何かを言葉にしようと思います。どうぞよろしくお願いします。
 

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する