いつも仲良くしてくださり、ありがとうございます。
『脱ぎ捨てた殻は薄く・・・』39話目をアップさせていただきました。
https://kakuyomu.jp/works/16818093092498270438/episodes/822139840415891887前回から、エマの居場所が大きく変わり始めました。
それに伴い、小説の説明文を小さく変更いたしました。
そうなんです。
この物語は、社会的ヒエラルキーを暗に映し出しています。
ピラミッドの図形として語られることが多いのですが、
頂点から下に、
|超富裕層
||富裕層
|||中間層
||||労働者階級
|||||貧困層
こういうお話はすごく嫌だな、と思う人もいらっしゃると思いますので、これら階層にまつわる詳細は割愛します。
ちなみに私自身は、完全な労働者階級で、ときに貧困層、その狭間を経験している人間です。
エマはもともと私と同じ労働者階級、しかも元カレから「俺が飼っているんだ」とまで言い捨てられ、貧困層的な要素も強い人間でした。
ところが偶然、ホテルの接遇で出会ったパクが超富裕層の人間で、彼に気に入られ、何かにつけ目をかけてもらい、だんだんとその社会的ヒエラルキーの階段を登ってゆきます。
39話目にして、エマは会社経営者としてすでに中間層におり、自身が絶えず努力することで自分および社員の生活の質を維持しています。
ここで、パクから新しい階層とへ進む列車切符を渡されます。容易には乗れない列車で、さらに彼女自身の勤勉な努力が必要です。さて、どうなるのか・・・
こんなところですが、作者の私にはそんな切符はありませんので、夢だけみさせてください!
職場の末端で、謙虚で無私に奉仕することを良しとされ、手荒れがひどく苦しんでいます。異動後一か月目にして爪が割れたり皮膚が硬化したり、毎日ハンドクリームでいたわっています。
エマはパクからエンゲージリングを買ってもらうらしいですが、私はそんなご縁はありませんし、素敵な指輪をはめられそうもないほど手がゴワゴワですね(笑)
だから夢だけみさせてください。
本日は月末、明日から12月です。
クリスマスのアドベント期間は、毎年心がうきうきします。
一日ひとつ、アドベントカレンダーを開くように、幸せを見つけましょう。
11月もお世話になりました。来月もどうぞよろしくお願いいたします。