お久しぶりです。
『シルヴァナの瞳』、魔王編の本編第一話を更新しました。
前回の近況ノートから少し間が空いてしまいましたが、まず最初に、一つだけはっきりと書いておこうと思います。
この物語は、最後まで書きます。
前回の近況ノートで、
「ガルムが今歩いているところには、一度きちんとした答えを出してやりたい」
と書きました。
今も、その気持ちは変わっていません。
高校三年生、受験生ということもあり、これからも更新の間隔が空いてしまうことはあると思います。
ですので、「毎週何曜日に更新します」といった約束は、今の自分にはできません。
その代わり。
途中で置いていかないことだけは、約束します。
そして今回から、本格的に「魔王編」が始まります。
この章は、『シルヴァナの瞳』という物語にとって、かなり重要な章になる予定です。
これまで何度か名前だけが出てきた「魔王」という存在。
勇者とは何なのか。
人間と魔族が信じている歴史は、本当に正しいのか。
そして、この世界で「神」と呼ばれているものは何なのか。
もちろん、この章だけですべての答えを出すわけではありません。
ただ、これまで断片的に置いてきたものが、少しずつ一つの形を見せ始めます。
同時に、物語の舞台も大きく広がります。
魔王側の人物たち。
これまでまだ本格的には描いてこなかった帝国。
そして、ガルムが東へ進んでいる間も、西側の人々や国家が立ち止まっているわけではありません。
それぞれが、それぞれの事情で動き続けています。
ガルム自身も、この章ではかなり変わっていくと思います。
単純に強くなる、という意味だけではありません。
自分自身について。
人間について。
魔族について。
これまで敵だと思っていたものについて。
そして、自分の周囲にいる人たちとの関係について。
今まで持っていた認識が、少しずつ変わっていきます。
群像的な場面もこれまで以上に増えると思いますが、それぞれを単独の寄り道にするつもりはありません。
別々に動いていた人物や勢力が、少しずつ同じ物語の中へ集まっていく。
魔王編では、そういうものを書きたいと思っています。
それから。
一つだけ、少し強気なことを言わせてください。
ここまで読んでくださった方ほど、驚いていただける展開を、いくつか用意しています。
今まで何気なく読んでいた人物。
すでに終わったように見える出来事。
一度見た場面。
そういったものの見え方が、後になって少し変わることもあるかもしれません。
……もちろん、ここで何のことか書いてしまったら台無しなので、これ以上は言いません。
前回の近況ノートでは、「設定が増殖する病気」と書きました。
相変わらず増えています。
ただ、魔王編ではそろそろ、増やすだけではなく回収する側にも回らなければいけません。
どこまで上手く書けるのかは、まだ自分にもわかりません。
私はまだ、長編を書くのも、Webで連載するのも、これが初めてです。
それでも、この世界と登場人物については、書き始めた頃よりずっと好きになりました。
だからこそ、最後まで付き合います。
更新が遅い時期があっても。
途中で別のものを書きたくなることがあっても。
ガルムの物語には、きちんと最後まで答えを出します。
いつも読んでくださっている方。
応援や★、作品フォローをくださっている方。
そして、更新を待ってくださっていた方。
本当にありがとうございます。
ここから始まる魔王編も、楽しんでいただけましたら嬉しいです。
これからも『シルヴァナの瞳』を、どうぞよろしくお願いいたします。