文学界ではAIは嫌われ者の地位を手に入れてしまっていますが、私は仕事上AIをよく使うのでそこまで嫌いにはなれないんです。
以前までは業界のトップに君臨していたChatGPTことチャッピーくんも、最近はものすごい勢いで追いついてきたGoogleのGeminiパイセンにその地位を脅かされている状況だったりしますね。
やっぱりGeminiパイセンは、Googleという強い味方がいるのでデータ量が凄いんですよね。どうしても検索はGoogleでやっちゃいますもんね。そういうところから、どんどんGeminiパイセンは力を蓄えていっているんですよね。
Geminiパイセンがどれだけ進化したかといえば、出てきた当時は「小野篁について教えて下さい」と入力すると、全く知らない鎌倉時代の刀匠の話を語りだしたりしたんですよ。小野篁は、平安時代初期の貴族で参議だった人ですなんて言わないの。
でもね、最近試しに同じ質問をGeminiパイセンにしてみたんですよ。
そうしたら、Wikipediaかよってくらいに調べ上げたことをちゃんと正確に教えてくれました。すごいな、お前いつの間にか賢くなったなーといった感じです。
でもね、AIは間違えることがまだまだございます。
書いた小説に自信がなかったりしたら、AIに読み込ませて評価をさせるんです。
するとAIは褒めちぎってくれます。不思議なことにAIに小説を評価してくれと頼むと、良いことばかりを言ってきて、褒めちぎってくるのです。
褒められたい時は良いんですけれどね、ちゃんと評価をしてほしい時は、ちゃんとプロンプトを入れてあげないといけませんね。
厳しい評価をしてもらいたい時は、プロンプトで「あなたは小説新人賞の下読みです」という風に入れてあげればOKなのです。
そんな感じで自分の書いた小説を評価させたりしてみました。
先日「第一回さいかわ師走賞」で「豆は快速賞」と「ソウヤマシックス」のW受賞した私の作品「クリスマス・ラプソディ」をGeminiパイセンに評価してもらいました。
すると……
10点満点中、5点。
総評:
クリスマス・イヴを舞台にした、殺し屋(スイーパー)とそのパートナーによるドタバタ・アクションコメディです。 文章は読みやすく、映像的な描写が得意な筆致であると感じました。ライトノベルやアニメ脚本のようなテンポの良さがあり、エンターテインメントとして一定のレベルに達しています。 しかしながら、展開やキャラクター造形において既視感(クリシェ)が強く、この作品ならではの「突き抜けたオリジナリティ」や「意外性」に欠ける点が惜しまれます。
確かに辛口で評価をお願いしたけれどさ、心を抉りに来いとは言ってないぞ!
まさかAIにここまで辛い評価をされるとは……。
でも、的確だよね。やるではないか。
このあと、慰めということで、もっと褒めてと伝えて褒めてもらいました。
AIに冷酷な評価を作品はこちらです。
あなたは、どんな評価をしますか?
クリスマス・ラプソディー
https://kakuyomu.jp/works/822139841190228212