コレクション『季節を巡る七十二話』に収録しております二作、『折節の箱庭』が1月30日に、『折節の古里』が2月3日に、それぞれ完結いたしました。二十四節気七十二候の始まりと終わりに合わせて更新していくという形式で、1年にわたる連載となりましたが、なんとか欠かすことなく更新することができました。
一度、二十四節気七十二候に沿って季節を追いかけてみたいという願望を、七十二候が始まる日と終わる日に作品を更新することで叶えたのですが、一つの作品で72話、二つ合わせれば144話を書かなければならず、それを決まった日に更新する制約はなかなかにしんどかったです。日付が変わるギリギリまで書き上げられない時もあり、一旦公開して後から更新するという姑息な手段で乗り越えることもありました。
公開の日付が最優先事項になる作品だったので、話のクオリティを常には保証できなかったことが悔やまれます。見返したくなさもありますが、直さなければならない部分も確実にあるはずなので、ちょくちょく直していきたいですね。
一年かけての二作定期連載は、想像通りもしくは以上に大変なこともありましたが、季節の深掘りは想像以上、期待以上に楽しいものでした。季節に対する印象が大きく変わったことも確かで、これから作品を書いていくにあたり、かけがえのない財産を得られたと確信があります。二十四節気七十二候だけに縛られないよう注意も必要になりましたが、そのためにもまた一巡、季節が移り変わることを意識しつつ、解釈を深掘りしていく次第です。
当然ながら、拾いきれないこともたくさんあったので、今度は縛りのない中で、二十四節気七十二候や春夏秋冬の括りを追っていこうと思います。自創作への反映もより磨きをかけていきますので、季節の描写、季節になぞらえた描写に注目していただければと思います!