繊細な感情を描き切り、思考を刺激するような現代青春小説を―― 現代の思春期を生きる若者たちの「見えない痛み」や「生きづらさ」を、社会学的な視点から丁寧に描くことを目指して、青春小説と社会学を掛け合わせた『「僕」と「孤独」の境界線 ―社会学カフェへようこそ―』を執筆・連載しております。 作品では、知識や理論に偏らず、登場人物たちの感情や葛藤に寄り添う姿勢を大切に、 そして、 中学生という繊細な時期を生きる登場人物たちが、「知識(社会学的思考・想像力)」によって視野を広げたり、自分を守る言葉や視点を得ていく姿を描いています。 お読みくださった方の心がじんわりと温かく、そして柔らかくなるような「救い」や「気づき」を届けられる作家を志しています。 社会学小説の商業出版を目指しておりますので、応援いただけると嬉しいです✨ ――(おまけの自己紹介?会話劇)―― わわ! ここまでお読みくださったうえに、まだお付き合いいただけるんですか? ええと、ではせっかくなのでどうぞおかけください。あ、こちら粗茶ですが、ぜひぜひ。 改めまして、わたくし、紫月 冴星(しづき さら)と申します。苗字はともかく、下の名前は読みづらいですよね^^; 拙著が所蔵されている某図書館の検索ページで、ふりがなが「シヅキ サエボシ」と登録されているのを目撃したときは「そりゃそうなるよね😅」と、そっとブラウザバックを押しました。 え? そんなことはどうでもいいけど、何を書いてる人なの、ですか? はい、私はですね、社会学をテーマにした読み物を書いておりますので、「社会学小説書き」といったところでしょうか。 社会学? なんそれ? よくぞ訊いてくださいました! 社会学ってね、色々なものの見方や考え方が詰まっていて、すっごく面白いんですよ! こんな面白くて役に立つ内容、個人的には小学生の時に教えて欲しかった……(天を仰ぐ)。 だから、私、小学生のみなさんにも社会学を知っていただきたくて、物語を…… ――落ち着いて。もう少し具体的に社会学がどういうものなのか教えてくださいよ。 すみません、つい社会学アピールしたいスイッチが入ってしまって>< えっとですね、簡単に言いますと、社会学は、ヨーロッパの「近代社会」の成立をきっかけに誕生した、まだまだ若い学問なんです。 社会学では、この「社会」にあるものならなんでも研究対象にできちゃうくらい、守備範囲が広い学問なんですけど、社会学ならではの大きなテーマとしては、「社会秩序はいかにして成立しているのか」の解明がありますね。 社会秩序がいかにして成立するか? 急に小難しくなりました? いえいえ、平たくいいますと、「バラバラの個人がどうやってまとまっているのか」――つまり、考え方も価値観も何もかもが違う人たちが集まれば、本来バラバラになったっておかしくないはずなのに、ちゃんと集団や社会というものを作り上げている。なんでや? それ、どうやってはんの? なんか特殊な仕組みでもありはるの? ってことを解き明かそうとしてるんです。 急に関西地方がぶっ込まれたのが気になりますが、なんとなくわかりました。でも、明らかにPN感丸出しの、得体の知れないあなたに社会学をアピールされても…… わかります! 社会にとっても「信頼」は非常に大事な要素ですからね! ご信頼いただける材料になるかはわかりませんが、少しだけ私の素性をお伝えしますと、社会学部を飛び級で卒業し、社会学の修士号を取得しています。 あ、そうなの? 一応社会学の学位は持ってるんですね。で、「社会学小説書き」って? はい、順を追ってお話ししますね。 先ほどもお話ししたように、私は「小学生の時に社会学を知りたかったな」って切望したくらい、社会学には人生に役立つ――時には心も救ってくれるような、ものの見方やワクワクするような面白い考え方が詰まっていると思っているんです。 だから、ぜひぜひ小学生のうちから社会学にふれることができたらいいのに!と昔から密かに思っていたんですが、大学や専門学校にでも行かないかぎり社会学にふれるチャンスってあんまりないなと感じていました。 そこで、どうすればより多くの人に社会学の面白さをアピールできるかなって考えた時に、「物語にすれば、社会学そのものにご興味がない方にも目に留めていただけるかも知れない」と思い至りまして、小説を書き始めたんです。 へえ〜。いきなり小説を書くって、昔からそういうの書いてたんですか? いいえ! 社会学小説を書くまで小説は書いたことなかったんです!でも、人間、情熱があれば結構なんでもやれるというか、意外となんとかなると思うんですよね! ……そうですか。まあ頑張ってください。 あ、もうお帰りになっちゃう感じですか? まだお話できていないことがたくさんあるんですよ! ほら、お茶のおかわりもありますし! いや、もうお腹いっぱいなんで。 また来ますから。 嘘だぁ!!! また来ます、とか、また読みに来ます、って言って本当に来る人って稀なんだからぁ! 社交辞令って知ってるんだからぁぁぁ!!! (………早く帰ろ) ――――終―――― ここまでお目通しくださり本当にありがとうございます✨ 応援やご感想、レビュー、すべて大きな励みとなっております。 貴重なお時間を割いて、拙作をお読みくださっているすべてのみなさまに感謝の気持ちでいっぱいです。 拙作が、少しでも社会学の面白さや魅力をお伝えすることができていれば、こんなに嬉しいことはありません^^ ※「営業」を目的とした応援、レビュー、フォローはどうかご遠慮ください。 どうぞよろしくお願いいたします。
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